調布散歩その一

休日。この日は元同期のCさんと調布に出かけた。二人とも「ゲゲゲの女房」にハマっていたこともあり、「そうだ。深大寺行こう。」
と前々から計画していたのだが、なぜか何度もお流れの憂き目に遭っていた(そのうちの一回はなんと大震災の翌日という間の悪さ)。
そして、ようやく迎えたこの佳き日。まさかの梅雨入りである。生憎の雨に思わずチッとなったが、もうそんなことぐらいでは
テンションは下がらないぜ! 意気揚々と出かける。


京王線調布駅からバスに乗り込み深大寺入口で下車。昼前には到着〜。しばらく歩くとなにやら見えてきた。

「水車館」。緑豊かで水が綺麗なことで知られる深大寺。この場所に元々水車があり、戦前まで実際に使用されていた。
結構大きな水車で、ザッパザッパと水を掻き上げる音もなかなかの迫力。中で水車の動力を伝えるカラクリ仕掛けの歯車等を見学〜。



深大寺近くで巨体の大黒天と恵比寿様を発見。福々しい〜!

ウガ〜! 隣の石の彫り物もなにやら凄かった。立派なトラだな〜。

調布散歩その二

実は今回の散歩の目的の一つが「深大寺そばを食す!」。そばが有名な深大寺。道のあちこちにそば屋ののぼりが立っている。
腹の減り具合もMAXだったので、もう辛抱たまらんと早速お店に飛び込んだ。

手打ち蕎麦「湧水(ゆうすい)」。 美味しいと評判だったので是非食べてみたかった。
ということで今日のランチ

「湧水そば天もり」。一日限定50食の九割そば。 九割なのにボソボソしてないし、コシが合って喉越し最高。つゆは濃いめで
お蕎麦は上品な盛り。天麩羅はサックサク。意外にお腹いっぱいになりましたね。個人的にそばつゆと天つゆが、別々なのが
嬉しかった。お店は二階が座敷で我々はそこで食べました。お客さんがいっぱいで活気があっていいです。また来たいです。

調布散歩その三

蕎麦屋さんを出てしばらく歩くと

ついに深大寺に到着。

山門(薬医門)。1695年(元禄8年)に普請された境内現存の最古の建物。

本堂。本尊は阿弥陀如来鎌倉時代前期の作と言われており、大正8年に再建。平成15年に改修されている。
どの角度から見ても絵になる建物。

元三大師堂。元三とは慈恵大師の入寂が正月三日だったことによる。幕末大火で類焼したが、1867年(慶應3年)に
再建された。 内部には慈恵大師像が安置されている。


ところで私、この度ついに「御朱印帳デビュー」を果たしました(笑)。Cさんがやってるのを見て、私も乗っかろうと思って
たんだけど(←すぐに人真似するオバさん)、なかなかイイ感じの御朱印帳に巡り合えずの日々。でも、こちらを見てついに決めました。

深大寺御朱印帳。 山門の柄。色合いが綺麗〜。

片面はお釈迦様。ありがたい。部屋の見える場所に置いて、時々手を合わせてます。

深大寺御朱印。こちらもありがたいです。これからは様々な御朱印を頂く道に邁進致す所存です。


せっかくなんでおみくじを引く。久しぶりのみくじ棒式だった(みくじ筒振って棒を出すやつ)。

なんと「大吉」。しかも第九十九番って。早速、御朱印帳の御利益か? ここ最近大吉が続いているので却って後々が心配。
若干困惑しつつもありがたく押し頂く。Cさんは中吉だった。
境内には他にも様々な見どころがあった。全部見られなかったのが残念。次回は全部制覇したい。

調布散歩その四

深大寺を出た後、向かったのがコチラ↓

青渭神社(あおいじんじゃ)

御祭神は青渭大神(水神様)と言われているが、水波能賣大神・青沼押比賣命とも言われている。深大寺町一円の総鎮守。

ここの狛犬はなかなかの面構えだったなあ。仔犬踏んづけてるし。や、守ってるのか?

青渭神社で有名なのが、この樹齢およそ700年の大ケヤキ。目通り幹囲約5.5m。
「江戸名所図会」にも記されており、文化文政期(1804〜30)には、すでに巨木であったことがわかっている。
この写真では分かりにくいけどデカかったです。雨の中で見たせいか、何かが宿ってらっしゃるような(笑)。

調布散歩その五

青渭神社を後にすると、「神代植物公園」に向かった。約4,800種類の樹木が植えられている広大な植物園。ここのバラ園が
今が見頃だそうで、Cさんが行きたいと言っていた。約400品種のパラが咲き誇り、雨の中、沢山の人が訪れていた。

やぁ〜!! キレイだなあ〜!! 柄にもなくうっとり。

園内では、もちろんバラも販売。Cさんが買っていた。荷物になるので私は買わなかった(←情緒が欠落)。

雨に濡れたバラもイイです。辺り一面バラの香りが漂って癒し効果満載。
ところで、バラと言えば「紫のバラの人」。「ガラスの仮面」は果たして完結するのか? 紫のバラの紫度はどの程度なのか?
バラ園で真剣に語り合う中年女子なのであった。

調布散歩その六

ガラスの仮面」の討論が終わった頃、着いたのがコチラ↓

「鬼太郎茶屋」。築40年余りの木造建築1階は「妖怪ショップ ゲゲゲの森」。妖怪グッズが所狭しと並べられていて見ていて飽きない。

いや〜! 条件反射でアガる〜!

庭みたいなところに全員集合。物凄い存在感(笑)。雨降ってジメッとしているせいか、ホントにいらっしゃるように見える。

ちょっとしたとこまで、建物がイチイチ凝ってる。ということで、↑の「目玉のおやじまん」を食す(笑)。

蒸したてアツアツを頂く。黒豆きなこと豆腐を練り込んだヘルシー生地。中は北海道産小豆使用のこしあんで滑らかでねっとりしている。
あまりない食感で美味しかった。もっと食べたかった〜。



2階は「妖怪ギャラリー」。階段を上ったこの先には、水木先生が描かれた貴重な妖怪画や著作等が展示されていた。
 
水木先生徹底図解?や緑に囲まれた「癒しのデッキ」もありましたよ。


はあ〜、水木ワールドに浸れて大満足〜!疲れたので、近くのカフェでコーヒータイム。
 
ここにも、水木先生直筆の鬼太郎画があって感動。

調布散歩その七

バスで深大寺を出て、調布駅周辺に戻る。

天神通り商店街をズンズン歩いて着いたのがコチラ↓

布多天神社(ふだてんじんしゃ)。

延長5年(927)の「延喜式神名帳」にも載る古社。もちろんお参りしたが、五時過ぎていたので、店じまい状態?だった(笑)。

コチラの狛犬は割と好みな感じだったので、結構な時間しげしげと眺めていた。
調べたら、寛政8年(1796)、氏子と商人が境内で開かれる市の繁栄と商売繁盛を祈願して建立した狛犬で、200年以上前の
ものだった。すごい。

調布散歩その八

深大寺で見かけたものあれこれ

まずはコチラ。御存じ「ゲゲゲの女房」で水木先生が新婚の奥さんに買ってあげた藁馬人形。
深大寺に古くから伝わる「赤駒」という民芸品だそう。カワイイ。



深大寺開山堂の奥には、こんなものが。「未来カプセル」? 誰が何を詰めてここに埋めたのか、
よう分からんのだが、開封するのは2088年。普通に考えて私は生きとらんな。

ここに何が埋まっているのか? 私には永遠の謎になりそう。


 深大寺のトイレにはこんなお札が。
「御手洗の汚れは、即ち心の汚れ也」 個室のドア内側にビシィッと貼られてた。用を足す時は自然と目をそらしてしまう。
お札のせいか、綺麗なトイレだった。



深大寺に向かう通りにある乾物専門店?の看板。なにやらイカした看板だったので激写。
裏側は「こんぶ」。そちらも撮っておけば良かった(笑)。


調布散歩これにて終了〜。Cさんありがとね。やっと来れて良かったです。また行きましょう。(クーラン)