ここで本日の簿記論のお勉強

一週間前にワシントンから帰って以来、簿記論の勉強をしようとするととたんに居眠りしてしまい、ちっとも進みません。まさに、授業が始まると速攻で寝る受験生そのものです。

ですが、居眠りの合間にちょっとづつ進めた結果、企業結合会計、なんとか半分くらいまできました。論点としては大好きです。

そして、ゴールデンウイーク中に税理士試験の申し込み書類を請求しておいたのですが・・・
今日、届きました。
雨だったので、中味が濡れていた。
あ〜あ、郵便屋さ〜ん、これだけは濡らさないで〜。
あわてて開封
やっぱり中も濡れていた。

税理士試験を受験されたことのない方のために説明すると、さすが国税庁、源泉所得税の税額表ってあるでしょ?ちょっと汚い感じのわら半紙みたいな紙でできたやつ。あれと同じ紙でできてるんです。だから濡れると再生不能。乾いたけど、なんだか毛羽立っちゃって。

中にはさんであった受験票はセーフでした。
しかし、受験票もなんだか毎年年末調整で提出している書式とそっくりなんで、笑っちゃった。
さすが、国税庁。伝統の書式ってのに隅々までこだわりを見せます。

「写真はカラーでとるように」「すべての書類はA4で揃えるように」など細かい指示がびっしりと書いてありました。

きっと何か落ち度がある気がするんで、提出は郵送じゃなくて直接持参しようと思います。
国税庁ってどこにあるんだろう?
あとでグーグルマップで調べなくちゃ。

それにしても、こう毎日眠いんじゃ勉強にならないわ。
でもしょうがないわよねえ。
あれだけ楽しい思いをしてきたんだから、ゴールデンウイーク返上で毎日仕事してるけど、いまだに旅行気分ぬけないものね。

旅行っていいわね。
もっと頻繁に行きたいわ。

victoria007でした。
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victoria007、国会議事堂へ行く

こんばんは。victoria007です。

先日、「私は時差ぼけなんかないから大丈夫」と書いたばっかりなのですが・・・
番外編 victoria007の時差ぼけ撃退法 - Victoriaの日記

毎日、とんでもなく眠い。
夕方6時を過ぎると、コントロールしがたい眠気におそわれ、仕事中だというのに立ったまんま居眠りしてしまう・・・

時差ぼけっていうより、疲れが出ているのかも・・・

今日もちょっとイスに座ったとたん、こっくりこっくりとしてしまった。

さて、今日もワシントンの続きです。
チャイナタウンでお昼を食べた後、Capitol Hill(キャピトルヒル)に向かいました。
国会議事堂見学に行くのです。


ワシントン行きが決まって、旅行の計画を練っていたとき、ホワイトハウスの見学ができないことがわかり、どこでもいいから政府機関を一箇所見学したいと思ったvictoria007。友人に「国会議事堂の中は入れないのか」と聞いてみました。

「国会議員の推薦があれば見学できる」

とのことでしたので、ダメモトで手配できないか頼んでおきました。

そしたら、何と、地元選出の下院議員のオフィスにかけあって、この日の午後2時からというアポを取ってくれました。

ということで、今日は友人のクリスティーナもいっしょに国会見学です。


まずは、下院議員のオフィスへ。
オフィスは国会議事堂と議会図書館の間にあるLongworth House Office Buildingというところにありました。

とても立派で重厚な感じの建物です。
廊下はぴかぴかでし〜んと静まりかえっています。
たくさんの下院議員の部屋がずらーっと並んでいます。
どの州選出の議員かは、部屋の前に州の旗がはためいているので、すぐにわかるようになっています。

クリスティーナはメリーランド州なので、めざす議員のオフィスの前にはメリーランド州の旗が立っていました。

中に入ると、若いスタッフが出迎えてくれました。
今日、私たちの案内をしてくれるのは、ブライアン君。
American University(アメリカンユニバーシティ)の学生です。
修士課程まで含めて5年のコースに在籍しており、政治学を専攻しているそうです。

「どうやって、議員のオフィスの仕事に就けるようになったの」
と聞くと
「大学のゼミの先生がこの議員と交流があって、そのつながりで紹介してもらった」
とのことでした。
ブライアン君、週に3日くらい、事務所に顔を出して、雑用や、今日のようなお客さんの案内などをしているそうです。もちろん無給のインターン。でも無給とはいっても得るものは計り知れない価値があるにちがいありません。

すっごくやせていて、細面で、神経質そうだったので
(これは政治家志望ということはないな)
と思って
「将来はどんな道に進みたいの」
と聞いたら
労働省に入りたい」
との答え。やっぱり。見るからに行政官のタイプだもんね。

さて、時間になったので、ブライアン君を先頭に、見学ツアーに出発です。
出発前に
「なるべく荷物は置いていってください」
って言われたのね。だから、最低限のものだけ持って出発したんだけど・・・・


まず、入り口で第一回目の荷物チェック。
空港と全く同じように、X線チェックがありました。
当然、チャックを開けて中を調べられます。

その後、ブライアン君の詳細なる「国会議事堂の歴史」を聞きながら、中に入りました。

さすが、国会議事堂だけあって、天井や壁もただものではありません。
最初に、簡単な「国会議事堂の歴史映画」を見ました。
すごくよくできていて、アメリカの民主主義の歴史というのがとてもよくわかりました。

映画の後、見学しながらしばらく歩くと「ビジターセンター」というところへ出ました。
2008年にオープンしたばかりだそうで、普通の観光客が入れるのはここまでだそうです。

修学旅行の生徒でいっぱいのビジターセンターをスルーして、さらに中に入りました。
立派な広間やたくさんの彫像などを見て、ちょっと足が棒になったころ・・・

第二の荷物チェックです。
これから私たちは、本会議場に入るのです。

まず、「すべてのバッテリー類をここで置いていけ」
と言われました。
ケータイ、デジカメ、レコーダなど、電池を使用しているものはこの先御法度とのこと。
で、置いていく場所なんですが・・・

でっかい黒い箱があって「この中に入れろ」って言うのね。
みんなその箱の中に自分のケータイとかデジカメをポイポイ入れていくんだけど・・・
盗難しないのか?
どうしても信用できなかった私は、ポーチから財布とパスポートを抜いて、ポーチの中にデジカメとケータイ入れて、預けてきました。

案の定、帰りはその箱がポーンと置いてあるだけで、別に係の人がひとりひとりに手渡しするんじゃなくってみんな勝手に自分の取り出して持って帰ってました。

これじゃあ、絶対、盗難とかあるって!

セキュリティの考え方に?を感じつつ、中に進むと、今度は更なるボディチェックが待っていました。入り口でも金属探知機を通ったけど、今度のはもっと性能のいいヤツなんだって。
だから、ベルトも時計もはずしてみんな通っていました。

それでも機械の性能が良すぎて、ピーピー鳴ってました。

本会議場に入ろうっていうんだから、当然だろうなあ。つまり、悪い人が悪いアイデアを持って潜入して、爆発物とかを仕掛けて帰らないようにするために、極力金属系のものは入れさせないようにするのが目的なんだって。そこまでしてでもすべての人に開かれた国会議事堂であろうとするところがアメリカのすごいところです。

さあ、検査が終わってやっと中へ。

お〜っ、これがテレビでよく見る本会議場ね。
オバマ大統領が演説するのは、あそこか〜。

意外と狭いです。
でも、さすがにちょっと興奮するわね。

ここに入るには特別なパスが必要で、これなんですけど

これ、持ってると、今年度中ならいつでも来て本会議場に入れるんですって。
さすがだわ〜と感心しちゃった。

最初に行った議員のオフィスも基本的に誰でも出入り自由で、実際、毎日のようにいろんな人がロビー活動(陳情ね)に訪れるそうです。

なんだか、アメリカの底力っていうのを感じちゃったわ。
どんなことがあっても「議会はすべての人に開かれたもの」という原則は曲げようとしないのね。
これぞ民主主義。
とてもさわやかな風がふいている感じがしちゃった。

本会議場を見学した後は、立派な建築や天井画などを愛でて、お土産もの屋さんなどを見て、2時間のツアーは終わりました。

ブライアン君、どうもありがとう。
いい行政官になってね。

図書館司書の資格を持ってるクリスティーナが「国会図書館は必見」というので、本好きな私たちは国会図書館へ。広すぎて、全部見て回る時間はなかったので、特別展示っていうのを見ました。アメリカの地図の歴史展というのをやっていました。こういう貴重なものをすべてタダで見せてくれるって、本当にアメリカって太っ腹。

今日はすごいものいっぱい見たんでもうお腹いっぱい。
夕方5時に外へ出たら、どちらからともなく「今日はもう家帰ってなんか作って食べようか」ってことになって。わざわざこのために一日仕事を休んでくれたクリスティーナも、疲れたみたい。

二人で帰りにスーパーへ寄って、夕食の食材を購入。
アイスクリームがすっごく充実していて感動しちゃったわ。
アメリカ人ってアイスクリームが好きなのね。
チョコミントアイスの大きいパックを買って帰りました。

夜はパスタを作って、デザートにアイスを食べて、早く寝た・・・
のはクリスティーナだけで、私は夜遅くまでテレビを見ていました。
チャンネルがたくさんあって、ふだんテレビ見ないものだからめずらしくって。
映画見だしたら終わらなくって。
結局寝たの12時。いつもと変わらないわね。

victoria007でした。