Hatena::ブログ(Diary)

遼東の豕

2019-01-28

異次元

 ううむ、はっきりしたことは言えないが、ワルシャワは「異次元」の世界に足を突っ込んだようだ。「異次元」といってもオカルトチックな話ではないのだが、今まで自分が培ってきた経験とかノウハウが通用しない世界というか。なにしろ、戸惑うことばかりで、それはそれで体験としては面白い。
 昨日、午前7時30分に家を出る。それから午前8時から9時、9時から10時、10時から11時とイベントを3つこなした。午後からは豊田市へ走り、最終が夜の8時半からの会議だった。今日も明日も明後日も、いつもなら飲んでいる時間帯に会議が組まれているんですぞ。前の会社では会議というと、けっこう張り切って発言をしたものだったが、今は「異次元」なので、隅のほうでひたすらメモを取っているような有様ですわ(笑)。
 今日も今日とて、仏壇屋に行って、買い物をしなければならない。そもそも仏壇屋になどそう度々行くことはない。それこそ前回行ったのは、30年前とかいう話だわさ。でもこれも体験だと思って、楽しんでやっていくことにしようっと。

2019-01-27

山々亭有人(さんさんていありんど)

 昨日、午前中、某事務所で某議員と打ち合わせ。

 午後から新田次郎賞を受賞された作家の奥山景布子さんの講座が駅前の図書館であった。講座名は「古典芸能の楽しみ方」、全3回の連続講座で、2回目は「落語」だった。
ワシャは落語歌舞伎、能など全般が好きなので、この講座はたまりませんぞ。今回は「落語」ということで、三遊亭圓朝から喬太郎志の輔の話も出てきて、落語好きにはたまらない話が2時間たっぷりと楽しめましたぞ。
 とくに知らない話が出てくるとワクワクしてくる。タイトルに出した「山々亭有人」なども、初めて知った人であった。この人、通常の人名事典には出てこない。もちろんワシャの棚にある『コンサイス日本人名事典』にも名前はなかった。『国史辞典』にも人名項目としては載っていない。ただ、索引のところには「東京日日新聞」の項に、その名が記載してあった。《条野伝平(山々亭有人戯作者鏑木清方の父)・西田伝介(貸本屋番頭)・落合芳幾(浮世絵画家)三人によって創刊》とある。本名を条野伝平といって、あの鏑木清方の父に当たる人だったのか。
 この人たちが、三遊亭圓朝などと連携をして、明治政府の政策のせいで衰退を始める「落語」に歯止めを掛けるべくいろいろな働きかけをしていく。「三題噺」、例えば有名なところでは「鰍沢」なんかも、山々亭有人らの手によるものなのだそうな。
 鏑木清方の作品に「三遊亭圓朝像」がある。
http://bunka.nii.ac.jp/heritages/heritagebig/213779/0/1
 高座に坐って茶を飲む圓朝の姿が描かれている。こういったリアルな圓朝を見られるのも、山々亭有人の縁があってのことなんですね。
 以前、ボストン美術館だったか、名都美術館だったかは忘れてしまったが、そのどちらかで「三遊亭圓朝像」を見たことがある。その時は「ふ〜ん、鏑木清方圓朝を描いていたんだ」くらいにしか思わなかった。
 しかし、山々亭有人の存在が浮かび上がってくると、父親のところに通ってくる圓朝を見、あるいはその縁で高座を何度も観に行ったのかもしれない……というところまで思いがゆくと、急に「三遊亭圓朝像」に立体感が増すのであった。
 また『圓朝全集』を読んでみようかなぁ。

2019-01-26

敵国に囲まれた日本

 ああバカバカ……。
《「機械は嘘をつかない」韓国国防省が”自衛隊機による低空威嚇飛行の証拠”画像を公開、動画の公開は「短い」と消極的
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190124-00010018-abema-kr
 当初は動画を出すと言っていたんではないの?それが「短いので出せないニダ」と言うことらしい。そもそも他国軍用機が威嚇飛行をした場合、軍艦ならば確実にその証拠映像を撮影する。それは軍事の必須事項と言っていい。しかし、「レーダー照射事件」についても、韓国のなんとか大王という駆逐艦も「威嚇されたニダ」と主張する割に、証拠映像をまったく撮っていない。危機対応の基本のキの字が、まったく機能していない気がする。基本のキではなくキ〇ガイのキの字なのかにゃ。
 今回のいちゃもんも「機械は嘘をつかないニダ」と言いながら、証拠がまったく示されない。「証拠はないが証言はいくらでも出てくる」という韓流の伝統芸がまた炸裂したようだ。
 このことは、今まで朝鮮が日本に対して因縁を付けてきたすべてのことに当てはまるからおもしろい。まさに韓流の解を求める方程式のようなものだ。
 いちゃもんの原点である「慰安婦」の問題も、日本軍が女狩りをして奴隷として売春をさせたなどという証拠は一つも出てこなかった。あるのは、吉田清治というファンタジー作家の書いたへたな創作と、元慰安婦と称する老女たちの「証言」ばかりである。「証拠はない。しかし山ほどの証言はある」、ただし、その証言は時と場合で、ころころと変わるけどね(笑)。
 朝鮮半島戦時労働者の訴訟でもそうだ。やつらは自ら応募して日本にやってきた職工で、給料もきっちりともらっている。証拠はすべて日本企業に責任はないことを示している。しかし「軍艦島での虐待」「奴隷のような扱い」などの証言や創作映画などは山ほどある。
 レーダー照射事件でもそうだったでしょ。日本の哨戒機から撮影した映像に物々しい音楽を付けただけのものを「証拠(笑)」と言い張って出してきて、得意になっている。そんなものが韓国軍側の証拠になると思っているところが痛々しい。
 そして今回の「自衛隊機による低空威嚇飛行」の証拠とされる写真が公開されたのだが、何度も見たけれど、これが証拠になるわけがなかろう。
韓国「低空威嚇飛行」証拠写真ダブルスタンダード
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190125-00010004-fnnprimev-int
韓国国防省は今月23日に海上自衛隊哨戒機P−3Cが韓国海軍の駆逐艦に高度60〜70メートル、距離540メートル「低空威嚇飛行した」と猛批判していて、24日に「証拠画像」を公開した。当初証拠動画を公開すると息巻いていたのだが、写真に変わったという事で拍子抜けしたが、その画像を見て驚いた。機体の大きさと水平線との距離を元に計算し、高度を割り出そうと資料を集めて準備していたのに、肝心の水平線がどこにも写っていないのだ。
「何だこれは?」と思いよく見ると、写真のうち2枚はいたるところに画像処理が施されたレーダーの画面で、そこに表示されている数値が高度60〜70メートル、距離540メートルの証拠だというのだ。韓国軍関係者は「低空威嚇飛行を立証する証拠であり機械は嘘をつかない」と決定的な証拠であると強調し、韓国メディアは「日本は威嚇飛行の首根っこをつかまれた(左派ハンギョレ新聞)」などと書き立てた。》
 この程度の証拠で因縁をつけてくるところが、睾丸というか……間違えた、厚顔というか、恥を知らぬ連中なのだということをあらためて知ったわい。どこにも事実を確認することのできるファクトがないですよね。これが日本の首根っこを押さえたネタだというなら、こんなお寒い話はない。
 接近するP−3Cが映っていて、同時に海面も映り込んでいる。だから双方の距離が測定できる。そのままカメラがパンをすると、レーダー画面がフレームの中に入ってきて、パネルを見るとば高度と距離が表示されている。P−3Cの画像からパネルまでの動画に音声がつながっていることも重要だ。これなら説得力のある証拠に成り得る。しかし、「出すぞ」と言っていた動画は「短くて出せないニダ」になり、出してきたのは、相互の関連が証明されていない「写真」ばかりなのである。

 今日の朝日新聞に「韓国疲れだ。日本を米西海岸沖に移したい」という防衛省幹部のぼやき記事が載っていた。「でも、好きでも嫌いでも、つき合っていくしかない」とも語ったんだとさ。
 確かに防衛担当者としては愚痴を言いたくなるのもわかる。共産党一党独裁支那があって、核で日本を狙う北朝鮮支那と北をバックにして日本に敵国通告をしている韓国、周囲皆敵国という状況である。しかしひょっこりひょうたん島じゃないから、アメリカ西海岸には行けない。ではどうするか。簡単である。国民の意識改革をして、敵国に対抗できるだけの防衛力と法律を持つしかない。戦える自衛隊にしないと、自衛隊員の中から犠牲者が出るのは火を見るよりも明らかだ。矛盾しているように聞こえるかもしれないが、同等の武力を持ったほうが、戦争にはならないというのは、この70年の歴史が証明している。

 ああぁ、夕べ見た勝小吉の話が書きたかったのに、北朝鮮に併合される韓国ネタで時間を費やしてしまった。残念。

2019-01-25

いい講演会

 昨日、刈谷市でいい講演会があった。市民大学の後期講座のひとつで、2人の講師が登場する。その初回が昨日で、まずは歴史コメンテーターの金谷俊一郎氏が登壇した。ホントはね、今週の月曜日に司馬遼太郎の再来と言われている磯田道史氏が先鋒として登場するはずだった。でもね、ご本人がインフルエンザになってしまって、その回は来月に延期になった。ワシャは磯田さんが狙いだったので、とても残念だったが、金谷さんのほうも、このところなにかと話題を作っている方なので(笑)、楽しみにして出かけましたぞ。

 まず、講演会の趣旨について触れたい。この市民大学は通常年も開催されていて、刈谷市はなかなかいい講師陣を連れて来ることで有名だ。過去には、櫻井よし子さんや勝谷誠彦さんなどの名前もあったと記憶している。例年であれば、市民の知的好奇心を刺激するために、いろいろな分野の講師を並べるのだが、今回は「歴史」に特化して磯田、金谷と並べてきた。これには理由があって、この3月24日に「刈谷市歴史博物館」がオープンするのに合せて「歴史」の講師の大駒を2枚揃えてきたのである。

 磯田さんが、時代的にもっともエキサイティングな「戦国」を鬼日向と呼ばれた水野勝成を絡めながら語る。そして、金谷さんが、「近現代」の自動車産業の発展について話したのが昨日であった。
 近現代の刈谷の歴史を再学習するのにはいい講演だった。とくにワシャのような門外漢にはいい勉強の機会になった。

 しかし、どうなのだろう。刈谷市刈谷市のことを語るのに、刈谷の近現代の偉人を並べて、その特徴的な年代について歴史的な事件と絡めて説明するというのは、刈谷の歴史に造詣のある方々にとっては少し物足りなかったのではないか。
 例えば、豊田喜一郎についての説明でも、小学生用に愛知県が作った『愛知に輝く人々』の「ひびけエンジン」に書いてあることばかりで、目新しい情報や、講師独自の見解のようなものは披露されなかった。
 それこそ司馬遼太郎から御園座副社長講演会まで聴いてきた講演会フリークとしては、この情報量の少なさはいささか物足りない。講演会に来たので、新情報を知ることができる……というお得感がないと聴衆は納得しないものなのである。
 この点ばかりは、予備校の先生の域を脱することができなかった。講義としてはよかったが、講演としてはもう一勉強したほうがいいだろう。
 話し方についても、これはこの人の癖なのだろうが、語尾を伸ばすことが多い。これは長く聴いていると耳障りになるので、せっかく笑点メンバーのような光沢のある青碧色の派手な着物で登場したのだから、落語の話術を学んだ方がいい。
 そして『日本国紀』の百田尚樹さんとのトラブルなんかも、知っている人は少ないかもしれないけれど、『日本国紀』は売れに売れているのだから、それに関わって、自爆した話なんかが受けたと思いますよ。

 そんなこんなを考えながら、とても楽しい時間を過ごせたのだった。

2019-01-24

DNA

 ワシャは貧乏な好角家である。だから高須先生のように懸賞も掛けられないし、浅丘ルリ子さんのように砂被りで相撲を観ることも叶わない。たま〜に名古屋場所の升席で観戦することがあるくらいで、ほとんどがテレビ桟敷で一所懸命に声援しているのだった。祖父の影響で、若秩父昭和33年に新入幕、40年代初めまで活躍した人気力士)あたりからテレビ桟敷に座っているので、かれこれウン十年の鑑賞歴になるか……。1歳半の頃、テレビ画面に登場する若秩父を見つけては「ワカチブチブ、ワカチブチブ」と声を上げていたそうである。
 まだ繊維産業の景気のいい頃で、祖父の働いていた紡績工場が大相撲の巡業を呼んだことがあった。祖父はすでに相撲好きになっていたワシャを抱いて見に行ったそうだ。そこで横綱若乃花に頭を撫でてもらったらしい。これももう少し成長してから祖父から聞いた話で、自分的には記憶にないんですね。スマホで写真を撮っておいてくれればよかったのに。
 初代若乃花である。猛稽古で鍛え上げた肉体は全身がバネのようだった。「土俵の鬼」と言われ、105キロと軽量ながら、どんな相手にも真っ向から勝負して勝ってきた。頭を撫でてもらったから言うのではないが、未だに若乃花に勝るカッコイイ力士はいないと思っている。
 その弟が貴ノ花である。「角界のプリンス」と言われて、若いころから大変な人気であった。コツコツと努力し、常に全力を尽くす土俵は、相撲ファンの胸を打った。ワシャは貴ノ花消しゴムを今も大切に保管している。
 貴ノ花の息子が貴乃花である。叔父や父とは違って、体格に恵まれた大きな相撲を取る名横綱になった。顔もよかったが、なにしろ稽古熱心で、どちらかといえば融通がきかないくらい真面目な力士だった。でもその彼が兄の若乃花とともに「若貴時代」を担って大相撲人気を盛り上げてくれたことは記憶に新しい。
 それにしてもこの二子山一門の練習量の多さはただ事ではなく、血のにじむような努力の堆積の上に彼らの強さが成立していた。それは現在の貴景勝にも受け継がれているDNAと言っていい。

 でもね、そのDNAを受け継がなかった後継者がいた。
 自称靴職人の花田優一氏である。先日もバラエティの雛壇に並んで、父の貴乃花のネタで笑いを取っていたが、この若者、タレントを目指すんだね。週刊誌では「頼んだ靴がいつまで経っても届かない」と苦情をもらっているようだが、そのことに対して「いい靴は2年くらいかかるのは当然だ」というようなことを嘯いていた。おいおい、本業の靴の製作が遅れているなら、バラエティに出て笑っている場合ではなかろう。さっさと家に帰って仕事をしろよ。その上にこんな話まで出てきた。
《師弟関係を否定され…“偽靴職人”花田優一が背負う十字架》
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190123-00000013-nkgendai-ent
《元貴乃花花田光司氏(46)の長男で、靴職人の花田優一氏(23)に経歴詐称の疑いが浮上している。発売中の「女性自身」が報じたもので、花田がイタリア修業時の“師匠”と呼んでいたアンジェロ氏(81)への直撃取材で「私の弟子ではない」と発言。あくまで専門学校の“先生と生徒”の関係であると明言したのだ。》
 終わった。靴職人ですらなかった。単なる親の七光りでテレビに呼ばれている芸人……いやいや芸なんてものも持っていないから、単なる有名人の子供ってだけだわさ。
 初代若乃花以来の花田家の関取たちが、ひた向きな努力を積み重ねて仕事をしてきた人たちばかりだから、父親ネタで笑いを取って、靴の納入をちっともしない若造が不甲斐なくて仕方がない。