ジンバブエに中共の影

 アフリカ南部のジンバブエが国内で使える通貨に人民元を採用するという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151224-35075453-cnn-int
 つまり今まで使っていたジンバブエドルは市場から一掃されるわけだ。
 おいおい、ワシャはジンバブエドルを100兆ドルほど持っているんですぞ!
 100兆ドルといっても100円くらいの価値なんですけどね(笑)。でも、ホントの紙切れになってしまうとは。トホホ。
 さて、ジンバブエである。共和国と名乗りながらも、現実は。ロバート・ムガベ大統領の独裁が30年以上も続く独裁国家だ。紙幣に「100兆ドル札」があるくらいだから、ハイパーインフレに見舞われて、間違いなく失敗国家と言っていい。
 そこに支那中国が目をつけた。家族や教師たちがどうしようもない劣等生に手を焼いていたところに、極道が「どや、うちの組にきて働いてみいひんか」と声をかけてきた。そんなところだろう。
 今、中国共産党の父「毛沢東」についての本を読んでいる。思った以上に毛沢東は強かで、そのDNAが現在まで続いているとしたら、ジンバブエを取られるということは、アフリカが中共支配下に組み込まれる危険性もみえてくる。
 卑屈な外交を続けていれば、いずれ食い物にされていたところだろう。政権が代わって、とりあえず良かった。