1月の観た読んだ
今日は体の調子がいまいちなので、ちょっと休養。休みながら、1月観たもの読んだものの整理とかしてみる。インプットはアウトプットしてこそ、っていう話はよく聴く話でしょーってことで自分もやってみるのだ。
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【読んだ本】
オススメは嶋さんの2冊。「企画力」については一回ブログに書いたから、「ブランドメディアのつくり方」のことを書くと、これはさまざまなブランド力のあるメディアを、その作り手の編集者の皆さんが裏話してくれる一冊。自分が普段なにげなく接している情報メディアがどれだけ練られてどんな意図を帯びて世の中に存在しているのかがうかがい知れたのですげー良かった。内容自体は初歩の初歩なのかもしれないけど、不勉強だった分野だなーと自分にとってはとても意義深かった。
最近、「編集」「エディトリアル」の価値にとても興味があります。無から有を生み出す純粋な作り手ではないのかもしれないけど、ものとものをどうあわせてどう見せるかで、新しい価値を帯びさせる、彼らの仕事ってとっても日本人的だと思うし、これからの日本でマスマスフィーチャーされていくんじゃないかな。後藤繁雄氏いわく、「おコメをおにぎりに握る行為が、つまり編集ということ」コメをゼロから作るわけではないけど、握ることで新たな価値を帯びさせる。掛け算の発想こそが編集の価値だとそのたとえから思います。自分も編集的視点をもっともてたらなあと思うのと同時に、自分が「編集的価値の作り方」の脳にどれだけフィットするのか試してみたい。プロデューサー的な立ち回りと、プレーヤー的立ち回りが大きく人の集団にあるとして、どっちのほうが気持ちいいのかって人によって多少傾向があると思うんです最近。学園祭の実行委員がやりたい人と、自分自身がステージに立つのが気持ちいい人。まあどっちもうまくいけば気持ちいいとは思うんだけどね。そんなこと考えてる。
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【観た映画】
ダントツで、「ヤング@ハート」が良かった!ドキュメンタリー映画なんですけど、アメリカにある老人コーラスバンドのライブまでに密着した一作。ほんと、おじいちゃんおばあちゃんたちが幸せそうで、前向きで、もうただ純粋に幸せそうで、それだけで泣きそうになる。自分はバンドをやってきて、どれだけ欲をかいたり自分をよりよく魅せてやろうと虚勢をはったり、彼我を差に苦しんだり・・・ ああちっぽけだったと。生きてステージにたって思うように歌うだけでどれだけ幸せなことなのか。仲間の死や体の不調などが、もはや日常である彼らからイロイロ教わった気がします。
「ワタシがたとえ明日死んじゃってライブに出られなくなっても、それでライブを中止にしたりしないでって仲間にはいってあるわ。だってワタシは死んでなくなっちゃうんじゃなくて、虹の上に座ってそのライブ聴きたいもの。すっごい楽しみなのよ」って、そんなこと言える人生になったらいいなあって思って泣けた。超オススメ。音楽やってるひと、特に。選曲もファンキーでよかったよ、I Feel Good!!!を歌うおじいちゃんがSo Cute!でした。
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どんなに忙しくてもインプットし続けたい。それは義務感というよりも、なんかうれしいじゃないですか自分の中に自分の知らないものが入ってくるのって。もちろん楽しいだけじゃなくて、うざかったり悩んじゃったり、そうやって感情の動きはマイナスにも触れることはあるのだけど。それも含めて、自分がまだ知らない自分のハッピーに会って行きたい。そうね、自分を知りたくて、インプットをしているのかもしれないですね。それを省みて気づくための、レビューを書いて行きます。
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本日の一曲:
James Brown / I Feel Good!!!
ヤング@ハートの例の曲。さすがJBって感じのライブです。かっこいいよね。この曲は自分も一回はやってみたかった曲だけど、心が追いつかないとこのグルーブは出ないよね。もう楽しくて楽しくてしゃーない!みたいな。ちなみにJBは破天荒な一面ばっかりフィーチャーされますけど、驚異的な記憶力の持ち主でもあって、駆け出しのときから会った人世話になった人の顔と名前は全て完全に暗記していて、一瞬世話になってステージスタッフの名前までも数十年経った再会でも言い当てたらしいです。やっぱりビッグな人は縁も大事にするんですね。納得。