ぼんやりと初出などの覚書(短篇集『足の間』後記)
こんにちはのぼるちゃんです。この本を書いた人です。たぶんだいたいのかたははじめまして。
この本には一九九〇年から二〇二一年までくらいの間に書き上げた四百字詰め原稿用紙六〇枚以下の短編作品を収録しています。きちっと調べれば正確な初出年月日がはっきりするかもしれませんが、そこまでの需要はなさそうなのでぼんやりしたまま書き残しておくことにします。
『聖河』『印度国鉄亜夢離途砂流郵便列車』『山に住む言霊たち』『熱砂』『金曜日の夜』の五篇は一九九一年から一九九六年くらいまでの間に文芸同人誌『オール・スパイス』に発表されました。主宰者の小田切譲さんには作品発表の場を提供してくださり感謝しております。何十年も連絡してなくて何を今さらですが。
『抜塞』は一九九六年発行の日本大学新聞 第一一一二号に第十二回日大文芸賞受賞作品として掲載されました。
『和合日和』は二〇〇〇年発行の九州芸術祭文学賞 作品集30に長崎県地区優秀作として掲載されました。
『核弾頭』『ほんとうのいろ』『家出娘』『僕の私は儂を自分自身にした。』『死ぬまでの暇潰し』『仄かな言葉』の七篇は一九九四年くらいから二〇〇一年までの間に文芸同人誌『迷夢』にて発表されました。主宰者の氷月涼さんには二年ほど前、新作に関してつぶやいてていただきすごくうれしかったです。あらためてありがとうございました。
『平成十九年度東京再起動』『多国籍擬似家族生成過程』『解体電脳通信蛸焼中国娘』の三篇は二〇〇八年から二〇一一年にかけて独立系紙媒体『新文学』に掲載されました。主宰の松平耕一さん、その節はコミケでうちの本も委託販売していただきありがとうございました。いまでも感謝しております。
『トゥークチャイ!』は二〇一一年に『未来回路 4.0』という本に掲載されました。
『足の間』は二〇二二年に第五二回九州芸術祭文学賞受賞作として公益財団法人九州文化協会発行の九州芸術祭文学賞 作品集52と文藝春秋発行の文學界(二〇二二年四月号)に掲載されました。
『国境の川を渡りに』は書いちゃったもののどこでも発表していなかった作品です。めずらしいわ。なんでだろ。理由がよく思い出せません。
ちなみにこれらの作品は長崎、岩手、宮城、千葉、東京、埼玉、長野、群馬、茨城、神奈川、福井、京都、福岡、長野、和歌山、奈良、沖縄、台北、宜蘭、バンコク、チェンラーイ、サムットプラカーン、チョンブリ、ラヨーン、スラーターニー、サケーオ、ヴィエンチャン、シュムリアップ、プノンペン、ペナン、ダラムサラー、デリーの七カ国各都市に住んだり移動したりしながら書いていたというメモが残っております。こちらの情報こそたいした需要はありませんがせっかくなので記録として書き残しておきます。なぜか流れて三十年。
三十年も経っておりますので制作手段も鉛筆、ボールペン、万年筆、ワープロ、パソコン、PDA、携帯電話など節操もなくテクノロジーの変遷に素直に身を委ねまくっておりました。筆ペンもやってみたのですが数千字でやめました。死ぬまでに一本まるまる筆で書いてみたいです。
たいした需要がなくてもそのように書いてきたので、これからも書いていくのだとは思います。ただこれまでのようにだらだらと何十年もかけてたらそのうち死んじゃって全部書けずに終わっちゃうんで、極力時間見つけながらなんとかしていく所存です。
ずっと昔からこれらの短編や他の作品をご賞味くださり、お言葉をくださったすべての皆様に感謝しております。皆様がほめたりけなしたりと無視せず反応してくださったおかげで三十年以上も前向きに品質向上と顧客満足を目指してこれました。もちろん、今回はじめましての方にも激烈に感謝しております。
とても大事なことなので最後にあらためてもう一度。この本に収録されているすべての作品を一行でも読んでくださった皆様へ心からの感謝を伝えたいと思います。本当にありがとうございました。
令和六年二月二十二日
長崎県央部にて
期待の一夜漬け。
つぼ漬けの残り汁に卵黄一夜漬け。美味くなる気しかしない。
これから船に乗ります。
地元の祭りに来ております。
新しいフューチャーフォン
新しく機種変更させられたガラケーのカメラがショボい気がするんだけどどうだろう。
いさはやサマーフェスタ in のぞみ2023
行ってきました。
帰ってきてこのブログを調べてみたら、どうやらのぼるちゃんがこのフェスに出たいと公言して17年が経過したようです。
noboruchan.hatenablog.com
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もうね出るためならイベントのブランディングのために外タレとして出てもいいわ。
うちのバンド海外で結成だし俺以外向こうの人だし。
というわけで今年も憧れのこのフェスに観客としていってきました。
最前列に座ります。
いい拍手とマスク越しの笑顔を精一杯ステージに向けて放射できる良い客を心がけながら。
で、タイムテーブルです。
これをみて僕、いまはじめて気づいたよ。
16年越しで出演している西方小天鼓すげえ超すげえ。
でも僕、16年前も今日も間に合わなくて見れてない。
赤十字というドラキュラに血液を定期的に吸い取られているのぼるちゃんが血漿という成分を400ミリリットルも喪失して現地についたときにはとっくに終わってました。
16年以上も活動されているのになんか申し訳ない気持ちでいっぱいです。
というわけで見れたのは地元在住のRiko様。
鍵盤弾き語り。
東京で活動されてたそうです。
他人事とは思えんわー。
まあでもフォロワーの数がのぼるちゃんとは段違いなわけですが。
あ、でもうちのバンド、ニケ様がいるからユーチューブの登録者数なら勝ってるっ。
つうかいつの間にかニケ様のチャンネル登録者数80万人超えてるじゃないですか。
超えててもうちのバンドには直接関係のないことですが。
さて次のバンドです。
かたじけナイトDance。
アコギ2本とカホン。
アコギにエフェクターかましてサムピックでエレキの音だすとかそんなひと忌野清志郎のイマジン以来だよ。
やべえ今日一番のツボかも。
で、トリは花*花さん。
大人の事情で写真は撮れません。
すげえいい声でした。
あとブルースハープと鍵盤ってのもいいよね。意外で。
というわけで例年通り無料送迎バスに乗って帰りました。
いつもながら関係者出演者の皆様。ありがとうございました。
あんたも自称オレも自称。世の中すべてが自称。
自称新幹線に見下されてる自称言語藝人(自称九州ナンバーワンキャバ嬢)。