ミライ派野郎

森山未來とその周辺を果てしなく気持ち悪い感じに追いかける桐の日々散々。

あけましておめでとうございます

演舞場!

 初春や〜光のどけき、へちゃむくれ〜*1
 1日遅れてしまいましたが。2007年の平成19年の亥年ですね。
 昨日は午前4時半頃に帰ってきて即落ち、気づいたら夕方の5時でした。わー寝正月ここに極まれり! 1年の計が元旦にあるのなら今年も私は「起きてる時=眠い時」っぽいです。あーあ!

*1:笑うところ!

劇団☆新感線「朧の森に棲む鬼」カウントダウン公演@新橋演舞場

 大晦日の銀座なんて初めて歩きました。けっこう人がいるもんですね〜。とにかく寒かった!という印象しか…あ、シャネルのベアブリックがキモかったです。銀座のライオンでmmoohさんとtomkoさんに合流させて頂いて、2006年最後の未來語りで腹ごしらえしてから、新橋演舞場へ向かいます。人影少ない銀座の裏通りは寒かった。ゴミ捨て場にいた黒白猫が可愛らしかった。
 そんな寒い中、演舞場周辺にはぞくぞくと人が集まっておりました。和服のひとも多かった! けど若者も多かった! この人は染様ファン、この人は新感線ファンかもしくは阿部さんファン、と何だかよくわかる感じでした(笑)。華やかだったなぁ、寒くてふっつーな服で行ったけど、せっかくのカウントダウン演舞場だったんだからもちょっとこう…盛ればよかった(笑)。いや別にいいですそんなのは。
 入口には「ふるまい酒あります」の貼り紙なんかもありましてお祝いムードが盛り上がります。

 景気がいいね! お祭りっぽくていいね!!

 演舞場はロビーが小さくて、中に入るとごった返しておりました。大変だった〜。とりあえずパンフを買いましたが、千歳飴みたいな袋に入ってカレンダーとセットになっていました。参千円也。カレンダー今年まだなかったから嬉しい〜*1

 他にグッズはTシャツとかCD、クリアファイル、演舞場限定で湯飲みとか扇子とかあとストラップもあったかな。

 席は歌舞伎会ゴールド会員様のおかげで、10列目花道際という超良席でした。すごかった…舞台はちょっと離れてるんだけど、花道が真横で…駆け抜ける染様阿部さん、ゆっくり通り過ぎる古田さん、しずしずと出てくる高田聖子さんとお女中たち、のしのしハケていく河野まさとさん(笑)。真木よう子ちゃんが走り抜けた後の風はブーツの匂いがしました。また嗅いだのか!*2
 良席に興奮しつつ開演を待つと、…来ました来ましたジューダス・プリースト! ぎゃーーーーってなる、何度聞いてもコレで血圧一気に上昇します。あーカッコイイ、最高の幕開け。しかしふと頭上を見上げれば提灯の並ぶ演舞場、周囲には和装のマダム。不思議な感じでした(笑)。
 感想は…一言、ただ圧巻、と。凄い。凄かった。鳥肌どころじゃなく毛穴がぶわーっと開く感じが何回もありました。舞台セットが美しい…。好き嫌い別れるかもしれませんが、私はすんんっっっごく好きな世界観でした(笑)。後ろのアレががーっと開いてアレが出てくる瞬間がね…たまんないですよ。
 歌モノではないので歌は少ないですが、歌よりも音というか…サントラで流れる、民族音楽風な女性ヴォーカルがすごく印象的でした。カッコイイ。あと、いのうえ歌舞伎だからでしょうが、拍子木の音が効果的だったなと。あの、いつもの「どおおん!」と共に「ちょーん!」って。ステキだなぁアレ、締まる気がするよ。空気が。高田聖子さんの歌が素晴らしかったです、メタルマクベスでは未亡人哀歌しかなかったから…。あとはさすがの紅白歌手破壊さん…いやちがった阿部さん。ヒーローものの主題歌みたいなカッチョイイ曲を踊りながら歌ってくれました(笑)。後ろに河野まさとさんと磯野さん(たぶん)従えて! 基本歌舞伎なんだけど、こういうのも全然ハマるのが新感線の面白いところですねー。
 ストーリーは、舌先三寸で生きてきた小悪党・ライが、森に棲むオボロという魔物と、命と引き替えに王になるという契約を交わし、弟分のキンタと共に都でのし上がっていくというピカレスクロマン…でいいんですよね? シェイクスピアの「リチャード3世」をベースに、ということになっていますが、あんまり…いや全然…気にならなかったというか、わかんなかったというか、すっかり忘れて舞台上の世界にぐいぐい引きずり込まれていたというか。正直、観劇するには最悪なコンディションで臨んでしまったのですが、だから花道脇で寝たらどうしよう!だったんですが、心配無用でした。全然そんな暇ない、そんな余裕もない。見ているだけでいっぱいいっぱいだし、特に2幕からの怒濤の展開はもう、口開けてあがあがしてるしかない。凄かった、格好良かった。誰がカッコイイ、とかじゃなくて、いやみんなカッコイイんですが、もう作品が丸ごとカッコイイ。次の予定は東京楽なんですが、その前にもう一度観たいです。追加したいー!

 以下、ネタバレ含むかも知れないので畳んでおきます。

*1:けど予定とか書き込めなさそう〜

*2:いや別に嗅ごうと思って嗅いだわけでは

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朧の森に棲む鬼 カウントダウン部分

 あまりに長いので分けてみました。こっちはネタバレ関係ないので畳みません。
 本編終わってカテコも終わって、染様から「これから準備があるので、その間に皆様は年越しそばを召し上がって下さい」的一言があり。ロビーに出てみると、赤い「新感染」Tシャツ着た係の方が、おそばというかそうめんを配って下さいました。

 こんなの。「朧」シールが貼ってある。これを地下のレストラン? ラウンジ?で頂きました。コレの為に開放して下さっていました…演舞場、すごい! 普通に美味しいそうめんでした〜。が時間がなくてバタバタして、掻き込むように呑むように食べてしまいました…。
 5分前の放送にせかされて席に戻ると、第九がしばらく流れていましたが、やがて客電が落ちて…演歌のイントロが。えっこれじゃ罰ゲームじゃん!(笑)と思ったら、花道のセリが上がって…袴姿の高田聖子さんが、八代亜紀の「舟歌」を熱唱しました…。上手いんだよこれがまた! 素晴らしい! やんややんやでした。で、舞台上に出演者が勢揃いです。染様・阿部さん・粟根さん・小須田さん・田山さん・古田さんが羽織袴姿、高田さん・秋山さん・真木さんがハイカラさんみたいな袴姿、後の皆さんは赤い新感染Tシャツでした。司会進行は古田さん。…何故か古田さんは頭に、ナイトメア・ビフォア・クリスマスのジャックとゼロがついた、びよよんってなるカチューシャをしてらっしゃいました(笑)。何でですかそれ。
 で、歌い終わった高田さんを迎えてから、ちょっとグダグダしているうちに後ろのスクリーンでカウントダウン開始。15秒前から、染様の映像も交えてのカウントダウンになって、みんなで秒読み、そして銀テープ射出! 楽しかった!
 で、明けましておめでとうございます!となって、さっそく新年の抱負を訊く古田さん。粟根さんはついにPS3が買えたようで、それどころじゃない早く帰ってやりたい、そうでした(笑)。おめでとうございまーす、Wiiはまだですか? 小須田さんは「今年は財テクでもしてみようかと…」だって! 真木さんはしばらく困ってから、一度結婚でもしてみるのもいいかも、と。田山さんは何て云ってたっけかな〜。阿部さんは「テンガデビュー」とか云ってましたがテンガって何だろう*1。高田さんは「今年も一生懸命仕事します」、そしてトリの染様は「亥年なだけに、猪突猛進!で!!」で盛大に…スベってらっしゃいました…(笑)。いいんです!
 そして特別ゲスト登場です。「メタルマクベスから!」と云われてきゃあああああ!!となる我々。何と! 冠くん登場で炎の報告ですよ!! うわーん嬉しい超嬉しい、もうメタマクライブで生でヘドバンできる機会は終わったと思ってたから…嬉しい〜! 冠くん、新橋演舞場デビューおめでとう! 寿柄の浴衣もステキでした! で、立ちたい限りでしたが誰も立たないので大人しく座って激しく頷いておりました。らね! そしたらね! 冠くんが花道に来てくれたのですよ! そりゃあすかさず手も出しますよ! そこでバチンとタッチですよおおおお!!! ああもう左手が熱い! ありがとうありがとう冠くんそしてゴールド会員様!! ビバ花道際!! 新橋演舞場、半分くらいが「敵は地獄へ行ったのだな」でお手振りしてました。ステキな光景だった…。そして演舞場に響き渡る「まさか! 狂犬えくすぷろーるあああああ!」…北村さんも演舞場デビューおめでとうございます(笑)。
 それから、TAKIくん*2が「阿修羅城の瞳」から「夢桜」を。また花道来て下さって目の前で見上げてしまいました…うっとり。きゃあああ!という感じではない曲だったし大人しく見上げていましたが…ファンの方には申し訳ない…。甘くて切ない歌声でした。でも美青年さんだったんだけど、映画版の阿修羅城はTAKIくんの役が皆川猿時さんなんですね! ええっいいの!?(笑)
 で、お正月らしいお囃子の音が聞こえて、何かと思ったら花道から獅子舞が登場。一気にお正月ムードが高まります。ぱくぱくしたり可愛いの。で、頭を取ったら染様…はまぁそうですよねー、うん。ちなみに後ろ足は前田さんでした。今日の公演前に合わせたそうです(笑)。
 そしてそれから、「紅白出場歌手!」と阿部さんが…「君にジュースを買ってあげる」でした(笑)。でそれに乗せて餅撒きです。丸餅でした。またこれが…花道サイコーサイコー…粟根さんから直接頂いてしまいました、よ…。間近で殺し屋の目を見てしまった…怖かった(笑)。ひとつもらって、ひとつ足下に飛んで来たので、ひろって後ろの人にあげました(笑)。歌の最中に何故か真木ちゃんがフラフープをしようとしてたんだけど、袴の袖が邪魔で、それを後ろから古田さんが持ってあげて、それでフラフープしてました。があんまりできなかった(笑)。阿部さんは「君にジュースを買ってあげる、君に餅をまいてあげる♪」って歌ってました。
 餅まき終了でカウントダウンイベントも終了。でもまたカテコがありました。古田さんがキュートでねーすごいいっぱい手振ってくれてとてもステキでしたよ…。
 終了は1時前くらいだったでしょうか。演舞場の職員さんもお祭りムードで、何かちょっと楽しそうだったのが嬉しかったです。こんな時間までお仕事で大変だなぁと思ったんですが、何かミーティングとかで「演舞場の底力を見せてやろう」みたいなことを云ってるのが聞こえて、ちょっとじーんとしましたよ(笑)。かっこいいぜ!! 底力、見せて頂きました!
 演舞場を出たらふるまい酒が配られていて、あまり飲めないのですが一口二口頂きました。樽酒だからか、木のいーい香りがしてとても美味しかった…口当たりいいからうっかりぐびぐび行きそうになりましたがいやいや…と止めて。でも寒いから全然回らなかった〜もっと飲めばよかったかな〜。

 粟根さんからもらったお餅と、そうめんのパッケージに貼ってあった朧シール。お餅は貰った時には柔らかかったけど、今はカチコチになってしまいました…暖めて食べよう。この為に一人分のレトルトお汁粉買ってきた!

 終了後は終日運転している電車で新宿に移動、やはりここはリボルバー的聖地・花園神社で初詣でしょう人もあんまりいなさそうだし!と行ってみたのですが、いやはやもんのすっっごい人で! 多分参拝まで1時間以上並ぶよアレ…。恐れを成して、何となく本殿方向に「今年も色々イイカンジに宜しく!」と手を合わせて早々に列を離れました…だって寒かったんだもん…。
 そしてやっとやっとで電車を乗り継ぎ、4時半頃に帰宅、そのまま潰れて、気がついたら元旦の夕方5時、ということです。
 うん、素敵な年越しでした! 今年も楽しく過ごしてやるぜ!!

*1:と思って調べてみました…うわぁ…へ…へぇ…

*2:すみません存じ上げません…