ニューヨークタイムズの広告収入伸び悩み

レナード・フォーマン最高財務責任者CFO)によると、4〜6月期のニューヨーク・タイムズ紙の広告収入は前年同期に比べ「小幅に」改善しているものの、これまでのところ5月の勢いはみられず、6月の広告収入は予想を下回っている。ただ、前年同月よりは高水準にあるという。

 やはりインターネットの影響が出始めているのだろうか。新聞とインターネットの話題が今年は多い。

公衆電話は遠くなりにけり

 昼間、街を歩いていたら、公衆電話のところで、おばあさんが「これ、受話器をとってから、オカネを入れるんだっけ、それとも、オカネを入れてから、受話器をとるんだっけ?」と近くにいたお兄さんに聞いていた。「最近、携帯電話ばっかり使っていたから、わからなくなったよ」と。そういえば、久しく公衆電話を使っていない。確かに、わからなくなってしまうこともあるだろうなあ。公衆電話も過去のものになってしまったんだんなあ。

第59回・トニー賞授賞式。総合司会はヒュー・ジャックマン

 NHK衛星放送で、トニー賞の授賞式を放映していた。総合司会は、ヒュー・ジャックマンアレサ・フランクリンと「ウエストサイド物語」の「Somewhere」をデュエットしたり、多才だなあ。
 このシーズンは話題作が多かったようで、映画で知っているような人たちが次々と出てくる。ミュージカル部門の作品賞はモンティ・パイソンをミュージカル化した「Monty Python's Spamalot」。演出が、マイク・ニコルズでこちらもトニー賞を獲得。懐かしや、エリック・アイドルが脚本を書いていたが、こちらは受賞を逸した。また、ビリー・クリスタルが「Billy Crystal 700 Sundays」という独り芝居で、Best Special Theatrical Event賞をとっていた。映画俳優のブロードウエイ復帰はトレンドらしくて、ダース・ベイダーの声を演じていたジェームズ・アール・ジョーンズが「黄昏」(映画でいうと、ヘンリー・フォンダが演じていた役柄)、キャスリーン・ターナーが「ヴァージニア・ウルフなんか怖くない」(映画では、エリザベス・テーラー)で主役を張っていた。ふたりとも主演賞候補だったが、受賞には至らず。
 で、面白かったのは、舞台の一場面が紹介された新作ミュージカル「The 25th Annual Putnam County Spelling Bee」。オフブロードウエイからあがってきたそうで、助演男優賞をとっていたが、このDan Foglerというモジャモジャ頭の男優さんが面白かった。受賞スピーチも盛り上がった。また「Monty Python's Spamalot」で、同じミュージカル部門で助演女優賞をとったSara Ramirezという女優さんもなかなかのキャラだった。やっぱり、助演賞の人の方が個性的だなあ。
トニー賞の公式サイト(あ、IBMがスポンサーだ)
 http://www.tonyawards.com/en_US/index.html

Macintelマシン、デルが“売ってもいいなら売るよ”?

"If Apple decides to open the Mac OS to others, we would be happy to offer it to our customers," Dell wrote in an email. It's the first time any PC industry executive has openly shown enthusiasm for selling machines with Apple's software.

 Fortune誌のメール・インタビューに答えて、マイケル・デルがMac OSに関心を示したという。Wintelならぬ、Macintelマシンがオープンにされたら、デルは売ることも考えると。でも、スティーブ・ジョブズMac互換機をつぶした人だから、そんなに簡単には公開しないんだろうなあ。