ゾンビランド

ゾンビランド [DVD]

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 「ソーシャル・ネットワーク」のジェシー・アイゼンバーグが主演しているソンビ・ホラー・コメディ。アイゼンバーグは、この映画で注目を集めていたが、確かに面白い。オタクで引きこもりのため、ゾンビに感染されずに助かったアイゼンバーグをはじめ、やんちゃなゾンビ・キラーのウディ・ハレルソン、サギ師姉妹の姉がエマ・ストーン、妹が「リトル・ミス・サンシャイン」のアビゲイル・ブレスリンと、主演のカルテットがいいアンサンブルを作っている。ビル・マレーもカメオ出演。ともあれ、アイゼンバーグとハレルソンの掛け合いが面白く、ゾンビから生き残るためのルールが一々、字幕で出てきたりする演出など、人を喰ったとろこのあるゾンビ・パロディ。1時間半前後の小品だが、その分、ムダがなくていい。

ジェシー・アイゼンバーグ Jesse Eisenberg

 「ソーシャル・ネットワーク」で、フェイスブック創業者のマーク・ザッカーバーグを演じてアカデミー賞をはじめ、さまざまな映画賞にノミネートされ、注目を浴びた若手男優だが、「ゾンビランド」などを見ていると、コメディの才能も相当なもの。どこか人を食ったところが、シリアスドラマでも、コメディでも、どちらでも生きる。ケヴィン・クライン主演の「卒業の朝」やナイト・シャマラン監督の「ヴィレッジ」にも出ていたらしいが、全く記憶に残っていない。リチャード・ギア主演の「ハンティング・パーティ」は新人記者役だったが、こちらも個性爆発というほどではなかった。「ゾンビランド」あたりから個性が輝きだしたのだろうか。
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エマ・ストーン Emma Stone

 「ゾンビランド」のサギ師姉妹の姉、ウィチタを演じていた若手女優。デビュー作は「スーパーバッド 童貞ウォーズ」だったらしいが、ブレークしたのは「ゾンビランド」で、その後、出演作が目白押し。わかる。2012年公開の「スパイダーマン」の新シリーズでヒロインを演じている。
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モレスキン・トラベル・ジャーナル Moleskine Passions Travel Journal

Moleskine Passion Journal - Travel, Large, Hard Cover (5 x 8.25) (Passion Book Series)

Moleskine Passion Journal - Travel, Large, Hard Cover (5 x 8.25) (Passion Book Series)

 モレスキンはこのところ、大丈夫かと思うぐらい、種類が豊富になっている。そのなかで、ちょっと気になるのはモレスキン・パッションのトラベル・ジャーナル(Moleskine Passions Travel Journal)。旅行の記録に適したモレスキン。大都市ならば、シティノートブックという手があるが、シティに入っていないところや自由度が高いのがお気に入りならば、トラベル・ジャーナルのほうが面白そうな気もする。どんな使い勝手かは、YouTubeでも紹介されている。

MOLESKINE モレスキン トラベルジャーナル => http://bit.ly/p7nawY
MOLESKINE シティノートブック => http://bit.ly/qUpi1q

ゴールデンスランバー

ゴールデンスランバー [DVD]

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 堺雅人竹内結子主演で、伊坂幸太郎の人気小説を映画化した作品。首相暗殺の濡れ衣を負わされた男の逃走劇なのだが、「首相暗殺」も、陰謀を企む警察も「マクガフィン」。面白いといえば、面白いが、首相暗殺の目的も犯人もマクガフィンにしてしまうのは、ちょっとなあ、という感じも残る。ターミネーターのような永島敏行の警官とか、キャラクターは面白いといえば、面白いし、最初と最後でぐるっと回るようなシナリオも面白いといえば、面白いのだが、背骨がないような感じで、そこが今ひとつ弱い。いくら警察でもここまで好き勝手にできないし、いくらマスコミがバカでもここまでバカかという感じもあり、SFにしてしまったほうがいいような気も...。映像など、整形に依存しなくても、どうにでもなる時代だし...。
ゴールデンスランバー (新潮文庫)