国王杯のエル・クラシコは、バルセロナがレアルに先勝

18日に行われたスペイン国王杯準々決勝、レアル・ マドリー対バルセロナの第1戦は、後半に2ゴールを決めたバルセロナが2-1で逆転勝利を収めた。敵地のサンチャゴ・ベルナベウで貴重な白星を手にし、準決勝進出に王手をかけたバルセロナに対し、痛恨の黒星を喫したレアル・マドリーは、アウエーでの第2戦で勝利が最低条件となる厳しい状況に追い込まれた

 レアル・マドリード、どうしてもバルセロナに勝ち切れない。スペイン国王杯は組み合わせの関係で、何と準々決勝でエル・クラシコリーガ・エスパニョーラを見ても、今年のレアルは強いので今度こそはレアルかと思ったら、バルセロナが先勝。しかもレアルのホーム、サンチャゴ・ベルナベウで。モウリーニョも打つ手なしなのだろうか。
★コパ・クラシコ先勝のバルサ、通算成績でついに並ぶ(選手レイティングも)- Goal.com => http://bit.ly/y3r5Cg
モウリーニョ:「責任は私にある」 - Goal.com => http://bit.ly/A2W1Ny

バルセロナが最強なのは必然である グアルディオラが受け継いだ戦術フィロソフィー

バルセロナが最強なのは必然である グアルディオラが受け継いだ戦術フィロソフィー

オルハン・パムク『父のトランク』

父のトランク―ノーベル文学賞受賞講演

父のトランク―ノーベル文学賞受賞講演

 トルコ人作家、オルハン・パムクの本を読んでみようと思ったのだが、『雪』の分厚さに思わず、たじろいでしまい、一緒に並んでいた、この薄い本を手にとってしまう。タイトルの「父のトランク」はノーベル文学書受賞講演。このほかノーベル賞受賞後の講演、インタビュー、対談などが収録されている。まずはパムクという作家がどのような考え方をする人なのか、知りたかったのだが、読んでみて、改めて小説を読んでみようと思った。
 トルコという国は、自らのイスラムの歴史を否定し、西欧化し、近代化することで国を発展させようとした過去がある。西欧との出会いと相克は、脱亜入欧を進めた日本と似ている。そして、日本の場合は、かなり豊かな国になったわけだが、それでも欧米化と自国の文化・歴史・風土との間で揺れ動いている。何だか近しいものを感じる。 
 で、この中から、いくつか、印象に残ったところを抜書きすると...

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全豪オープン2回戦、錦織が大逆転勝利。強くなったあ〜

テニスの全豪オープン第4日は19日、メルボルンで行われ、男子シングルス第24シードの錦織圭(フリー)は2回戦で世界ランキング94位のマシュー・エブデン(豪州)に3―6、1―6、6―4、6―1、6―1で逆転勝利を飾り、3回戦進出を決めた。

 2セットを先取され、第3セットも相手の優勢で始まったときは、今回はここまでか、と思った。しかし、シード選手になったことは伊達じゃなかった。第3セットで盛り返し、4セット、5セットは一気に押し切った。成長したなあ。強くなったあ。今までだったら、今日はダメか、という感じで、あっさり負けていたような気もする。今は流れを変える力、我慢して勝つことができるようになったようみ思える。ともあれ、3回戦が楽しみ。

翔べ! 錦織圭 両親が語った、「エアK」の軌跡

翔べ! 錦織圭 両親が語った、「エアK」の軌跡