北陸へ行ってきた。(金沢編)

週末にぶらりと金沢・富山へ行ってきました。

普段からちょくちょくバイクで遠くに出かけたりしている自分ですが、電車とかを駆使して泊りがけで1人で出かけるのは、そういえばハタチのとき以来だ。といっても今回ずっと地元の友人が出迎えてくれてたので一人旅な雰囲気ではなく、楽しく観光しまくりの1泊2日。
まずは金沢編。

金沢21世紀美術館


数年前にオープンしたばかりで、えらい人気を集めているって話を耳にして前から行ってみたかった場所。ガラス張りの円状の建物で、中は広々とした展示スペースと採光が考えられた屋根のない中庭スペース。撮影禁止だったので展示の写真は撮ってないですが、4つの展示が同時開催されていて、近所の美大卒業制作発表展が一番面白かった(このリンク先に写真アリ)。


あと、吹き抜け階段のところにあるガラス張りのエレベーターが印象的でした。銀座アップルストアのエレベーターもガラス張りが特徴的だけど、こちらは外から見たデザインもすっきりしていてGood。

ひがし茶屋街


ひがし茶屋街。あまり知らなかったが金沢はお茶で有名らしい。ロケやってる現場に遭遇して、よくみてみたら山田まりあがいた。


これも知らなかったが金沢って金箔の街でもあるんですね。これでもかというほど金箔が貼られた黄金の茶室がありました。金閣寺もかすむくらい超豪華!


ひとやすみに入ったお店にて。煎茶と抹茶ロールケーキ。

妙立寺(忍者寺)

「忍者寺」の異名を持つ妙立寺。敵を阻む仕掛けがたくさん。金沢城の出城としての役割があったとか。せまい建物のなかに20箇所以上の階段、意表をつくところに潜んでいる落とし穴、いちど入ったら中からは出てこれない「切腹の間」、などなど。こーいうの大スキです。

金沢城公園・金沢城

金沢城跡の高台から金沢城公園を望む。写真じゃわかりづらいが奥のほうには金沢の街並みや、右のほうは兼六園の木々が広がっている。

兼六園

は、ずっと昔に来た記憶があるので今回は入口だけ。

長町武家屋敷跡

近江町市場

どちらもうまい写真撮りそびれたのでさらっと。武家屋敷跡は、昔ながらの屋敷が並ぶ狭い路地を外車が行き来するミスマッチ(?)な街。近江町はとても活気のある市場で市民の台所だとか。実家の土産に蟹を一匹お買い上げ。

 

 

お昼はかほく市まで車を飛ばしてもらって、地元の人が通うお寿司屋さんにつれてきてもらいました。あふれんばかり、というかあふれてしまっているのイクラがたまらない。牡蠣の握りは初めて食べました。

 

夜は金沢市内繁華街にある五郎八という居酒屋で。べっぴんの女将さんがいる店。料理も地酒もうまい。会話も進んで時間がたつのがあっというま。写真は「金時草(きんじそう)」という地場野菜で、ちょっぴり「あしたば」のような元気の出そうな味。

 


金沢みやげに買って帰った品。先日職場にとうがらし茶を買ってったら意外に好評だったので、今回は「金箔入り昆布茶」なるものをセレクト。もうひとつはまるで生チョコのような味わいの「カカオようかん」。

 

てなわけで、振り返ると1日でよくぞこんなに巡ったなー。。4年ぶりの再会ながらあちこち連れてってくれたsamikko夫妻、どうもありがとうでした!!

 

 

 

北陸へ行ってきた。(富山編)

金沢編に続いて、翌日の富山編。

 

富山城


水面に映る姿が見事。ちかくに行ってみると、あたり一帯は整備工事の真っ最中で、お城も案外こじんまりしていてちと拍子抜け。

富山ブラック」大喜



富山の人の間では有名なラーメン屋だとか。しょっぱいくらい味が濃ゆい真っ黒なラーメンが名物らしい。いくつか店舗があるうち、富山駅前店に行ったら定休日でがっくりしたので10分歩いて西町本店へリベンジ。食べてみたら、思ったほどしょっぱくはないかんじ。あ、いや、でもメンマはだいぶ塩辛かった。白ごはんがあればもっと食べやすいんでしょうが、本店ではライスはメニューにないらしい。
醤油辛いうどんダシが好きな関東の人には案外受け入れられるのでは。でもそういえば「富山ラーメン」ってぜんぜん聞かない単語だよね。「和歌山ラーメン」「熊本ラーメン」なんかはよく耳にするのに。。

富山港・岩瀬浜


冬の日本海が見てみたくて、富山駅から真北に向かって岩瀬浜へ。北陸の冬はいつも雪が降るかどんより曇るかのどちらかで、青空が広がることはないって聞いていて、もっと荒々しく波打って「ざっっぱーーーん」と白しぶきを上げる海を期待してたんだが、この日は地元民もビックリするような超快晴。穏やかな砂浜の向こうには北アルプスの白い山々がはっきりと見えて、これは予想外に期待を裏切られて得した気分。防波堤のコンクリートの上では釣り人がたくさん。

 



岩瀬浜駅のそばにあるカナル会館。ここでまたしてもお寿司。ブリが最高にうまかった。手前から2個目のはちょっと珍しい「白エビ」の握り。

 


港のそばには展望台がありました。あまり高い展望台ではないのだが、周囲の建物はどれも低いものばかりなので遠くまで見える見える。


望遠鏡(無料)を覗くと北アルプスの山々がとてもはっきりみえる。ダメもとで望遠鏡のレンズに携帯カメラのファインダーを近づけて撮影してみたら、思いのほかいいかんじの写真が撮れちゃいました。3000m級の山々にしっかり雪が積もっていて、とても壮観な景色。


昔からある近くの街並み。酒蔵や問屋さんが並ぶ。銀行も周囲に溶け込むようなたたずまいになってた。

ライトレール


富山駅岩瀬浜の間は、ライトレールとよばれる電車が走っている。富山は路面電車も走ってんだけどこれはそれとはちと違うようで。数年前までJRの路線だったのが採算合わず第三セクター化したところ、むしろ以前より客が乗るようになって業績もよくなったらしい。詳しくはwikipediaで。あたらしいせいか車両も駅もきれいに整備されていて、いわゆる路面電車特有の昭和っぽさがまったくなくてとても近代的な感じ。


東岩瀬の駅のそば。周囲はとてものどかな雰囲気。


ちなみに上記写真の撮影姿はこんな具合。。

北陸往復


行きは飛行機で小松へ飛んだんですが、帰りは電車で。特急はくたか。北陸方面と越後湯沢を結ぶ特急。


ぶりかまめし駅弁。大きな鰤の煮つけがやわらかくてうまい。
ちなみにこの1泊2日で食べたものを列挙すると、居酒屋1軒、寿司屋2軒、ラーメン2杯、軽食3軒、家飲みで牛たんスモーク1袋、駅弁1つ、と旅行の醍醐味とはいえ食い倒れにもほどがある。

 

土産の話



富山の友人への手土産として、何を持ってくか迷った末に選んだのがコレ。∞プチプチ(むげんだいぷちぷち)。流行しているって話を聞いてて自分もちょっと遊んでみたかった一品。すでに持ってたらアレだなーと懸念していたんだが、この商品自体知らなかったらしく、どうも富山ではまだ流行が遅れている(暴言)ようで一安心です。
どうでもいいが彼からは「こんなの持ってるよ」とまりもっこリ人形2体(やや大きめ)を見せびらかされました。自分の土産チョイスの方向性は決して間違っていなかったと納得。