東京マラソンの記録



土曜日は、東京マラソンEXPOでランナー受付のボランティアをした。そういう活動をするって考えたことなかったけど、同居人がマラソンの抽選に申し込む際、興味を持ったのでこっちの方に応募してみた(彼は落ちちゃったけど)。
ボランティアのメンバーはランナーが多く、色んな話が聞けた。休憩時間に見て回ったスポンサーの展示会の方は、かなりの人手。お祭りというよりバーゲン会場みたいな雰囲気だったけど。pumaのエコバッグやヴァーム、カリフォルニアレーズンなど色々もらった。ヤマザキ「ご当地ランチパック」のブースでストラップをもらわなかったのを後悔…


ラソン当日の日曜日は、近所で給水活動。同居人がずっと貼りついて写真を撮ってくれた。
トップ集団はあっという間に走り抜け(有名選手など誰も分からなかった)、しばらくすると怒涛のように人が来た。後ろの方は祭りがそのまま移動してるみたいなかんじで、こちらに声をかけてくれる人も多い。楽しかった。
私は子どもの頃からシンプルなマラソン中継を観るのが好きだけど、ナマだと面白さが全然違う。もっとも東京マラソンは「殆どまじめに走ってないから面白くない」と言う人もいるけど(笑・それも分かる、ちょっと違うけど、村上春樹も「巨大な観光産業」であるホノルルマラソンについて「現代のお伊勢詣り」だと書いている。参加した人は、他のマラソンもぜひ走ってみてほしいと)


▼以下、ボランティア中の写真。

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週末のケーキ



土曜日の帰りは同居人と待ち合わせて、但馬屋珈琲店で休憩。季節限定のさくらレアチーズケーキを食べた。塩漬けが乗ってて、むっちりしてる。
日曜日は、働いたごほうびに高島屋のパティシェリアでケーキを買ってもらう。ラヴィドゥースの高島屋限定品「エスカルゴ」とレピキュリアンの「ゴッドファーザー」、ミラベルのフロマージュ。帰宅して、ベッドで少しずつ食べた。エスカルゴはかたつむり型の苺のマカロンの間に、たぶん紅茶とフランボワーズのムースが入っているもの。初めて食べたミラベルのフロマージュが一番美味しかった。

ベッドタイム・ストーリー


新宿ピカデリーにて観賞。休日の夜なのに空いてたので寂しかった。
アダムが車中で「Rock Me Amadeus」を歌うシーンが最高(字幕版で観たかいがあった!…そして、ファルコがもういないことを思って哀しくなった)



ホテルの設備係・スキーター(アダム・サンドラー)は、かつてオーナーだった父親(ジョナサン・プライス)から夢を引き継ぎ地道に働いているが、出世は困難。
ある日、姉の子どもたちに語って聞かせたおやすみ前の物語が現実となった。驚きつつもそれを成功に繋げようと試みるが…


想像してたよりずっと面白かった。予告編はダメすぎる!この映画はまず設定が面白いのに、あれじゃあ勘違いしちゃう。でも端的に印象づけるのは難しいから、しょうがないか。
私は「エージェント・ゾーハン」(感想)のように「アダムがいるだけで笑える」ものが好きだから、彼のキャラクターよりも設定やストーリー、脇役の面白さが目立つ映画はつい勿体なく思ってしまう。勿論それでもじゅうぶんだけど。友人役の偽ジョニー・デップみたいなラッセル・ブランド(ディズニー映画で役名が「ミッキー」・笑)、ライバル役のガイ・ピアース(クレジット見るまで誰だか分からなかった!)のつなぎ+少し浮いてるヘルメット姿、正しい役柄で出演してるロブ・シュナイダーも良い(笑)


アダムの「プレゼン」シーンがとにかく面白くて、劇場であれだけ長時間続けて笑ったのは久し振り。単純な笑いのパワーってすごい。比べる意味ないかもしれないけど、ベン・スティラーが「トロピック・サンダー」でシンプル・ジャックを演ったのより、こっちの方が断然好み(笑)


冒頭の過去シーンから正反対の性格であることが分かるスキーターと姉(コートニー・コックス)とが、ラストでは理解を深めるのがいい。
また、この映画の大きな魅力は、舞台がホテルであること。スキーターいわく「家庭的な雰囲気がいいなら家に居ればいい、ホテルとは非日常を提供する場所」。子どもたちを連れ出す「キャンプ」が魅力的だ。ディズニー映画ってことで、ディズニーホテル(私は泊まったことないけど)のコンセプトを思ったりして。
ハッピー・マディソン制作の映画は、カラフルで、悪い人が出てこないというイメージがあるから、ディズニーとは相性がいいのかもしれない。


でもって「観終わった後にマシュマロが食べたくなる映画」でもある。ハンガーで焼いて。帰りにコンビニに寄ったけど、置いてなかったのでかなり欲求不満に…