「マフィア」という存在を世に知らしめたマリオ・プーゾのベストセラーを原作にした、コッポラが監督した1970年代ばかりか映画史を代表する傑作ドラマ。マフィアを単なる暴力団として捉えたのではなく、主役となるコルレオーネ家の普遍的なファミリー映画とした着眼点が素晴らしい。
家族を重視するイタリア系の物語だが、映画そのものもイタリア系であるコッポラ・ファミリーが集合している。タリア・シャイアはコッポラの実の妹だし、クライマクスに登場する赤子はソフィア・コッポラだ。音楽の一部を作曲したカーマイン・コッポラは実父である。
苛烈な暴力描写はディック・スミスのメイクアップによるものだが、特に素晴らしいのは当時48歳だったマーロン・ブランドを70歳の老人にしたメイクだろう。
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