「下仁田ネギ」をお土産に…

「プリムラ・シネンシス」の花。(28.2.

昨日は、低気圧と前線による記録的な強風と大雨と、異常な高温に驚かされました。
春一番が吹いたということですが、佐久地方には実感はありませんでした。
今日は一転して、冬型の気圧配置に変わり、寒気が流入して気温が下がる予報です。
日付が替わった時点では、昨日の高温が続いて7.3度(0:50)、その後はお昼ごろまで、気温が下がる一方…。
空はどんより鉛色、7時半頃には小学生が登校していきます。

軽井沢町で起きた、スキーバスの転落事故から一ヶ月。
写真の右端・浅間山の裾がその現場周辺です。
尊い命を落とされた方々のご冥福を祈り、手を合わせずにはいられません。
9時頃には、風にチラチラと雪が舞って底冷え…、アメダス、1.1度(9:20)、気温は下がり続けています。
部屋の窓辺には、マリリスの花が気を吐いています。

先日、テレビ放映された岩手県花巻市大瀬川の、「たろしの滝・氷柱」胴回りの計測について、視聴の感想をハガキで報告しました。
以前にいただいた著書・『巨大氷柱 たろし滝』を改めて開いてみました。
「たろし」とは、「垂氷(たるひ)」の方言です。
表紙のカバー・帯に書かれていることを、引用します。
氷柱測定に集う人々の願いとその記録 編・著 板垣 寛
寒中のたろし滝の太さで その年の豊凶を占う、岩手の風物詩
宮澤賢治の教えから氷柱の測定は始まった。これまでの最大は8m
しかし測定不能の年も。38年間の記録から見えてくるものは何か?
平成に入って最も太かった今年のたろし。作況指数からは的中の予感。
本書にはたくさんのひとびとの“たろし”への思いがびっしりつまっている。
「帯」に、達増拓也岩手県知事の巻頭辞、発刊に寄せて 
…「たろし滝」は、その環境的な価値に加え、地域づくりや文化的な面でも、まさに「岩手の宝」というべきものであります。
…「たろし滝」を守り、長年にわたって皆様が取り組まれてきたことは、今、復興のために求められている「地域の底力」と「つながりの力」そのものであると確信しております。…
宮沢賢治作品との関わりについて、達増知事の文章の一部を引用します。
〜また、たろし滝が注ぐ葛丸川は、奥羽山系に源を発し、地域は豊な自然環境に恵まれ、多くの動植物が生息し、特にも、上流部の「葛丸渓谷」は、秋には、鮮やかな紅葉に彩られ、地域の観光資源であると同時に住民の安らぎの場でもあります。かの宮沢賢治も、盛岡高等農林学校の研究生時代に土性調査のため、河畔に野宿し、その際「葛丸」と題し、「ほしぞらはしづにめぐるを わがこゝろ あやしきものにかこまれて立つ」という歌を残しています。
このような意味において、「たろし滝」は、その環境的な価値に加え、地域づくりや文化的な面でも、まさに「岩手の宝」というべきものであります。
このように、県知事が「復興のための力」と、評価していることは注目に値します。
口絵・写真、測定保存会長が豊凶占いを川柳にして詠み上げています。(平成24年
この太さ 熱い絆に 育まれ 寛 
大震災から5年、地域住民が心を一つにした活動に感激し、心より応援します。
また、是非とも現地を訪れてみたいです。
気温は下がり続けて、なんと12時が0.0度の寒さです。
窓辺の「アマリリス」はちょっと窮屈…、部屋の真ん中に移動しました。
1個の球根から8個の蕾、そのうち、2個が開花しました。

まだまだ楽しめます。
見事な花に孫娘が感心して、「種子を播けば、また花が咲くの?」と聞きました。
でも、無理かも知れません。球根の充実については、努力してみるつもりです。
今夜、「正月八日」お月さまは、上弦の月、頭の天辺にかかりました。(18:31)

昨日、畑から掘り上げた下仁田ネギ」、娘にお土産に持たせました。

アメダス、最高気温は1.8度(15:00)、寒い一日でした。
明朝は、また氷点下二桁の冷え込みになりそうです。
体調管理には、十分気をつけましょう。