「ナス(茄子)」を初採り…。

「トモエソウ(巴草)」のは柳楽に、雨

今日は、期待(佐久地方)の雨予報…。
朝、起きるとすでに小雨が降ったようです。
アメダス、最低気温は21.9度(4:20)、湿っぽく生暖かい感じです。
一昨日あたりから咲き始めた「トモエソウ(巴草)」の花びらに雨粒が着いています。

「賢治を読む会」・7月例会で、佐久市立中央図書館へ出かけました。
二十四節気は「小暑」、七十二候:「温風(あつかぜ)至」
(  )ミリと表す、雨量表示について、話しました。
全国的にも、晴天率が高く、雨の少ない佐久地方、たまに10ミリも降れば多い方です。
九州熊本など、積算500ミリの雨とか、和歌山の時間雨量が120ミリの雨が、いかに凄い雨の振り方なのかを想像しました。
紹介する植物標本は、「イネ(稲)・陸羽132号」、「グリーンカーテン」・「ゴーヤ」です。
我が家では今年、「ゴーヤ」を「グリーンカーテン」として栽培し、すでに日除けの役割を果たしています。
昨年は、「パッションフルーツクダモノトケイソウ」でした。
『チルチンびと』特集「花と緑と暮らす」に、保存版「緑のカーテンを科学する」がありました。

田中修:『植物はすごい 七不思議篇』にも、ゴーヤの“七ふしぎ”が載っています。
7月1日に咲いた雌花が、長さ8センチほどの実になりました。
2つ割にすると、まだ種子は熟していませんから、食べれば苦いはずです。
これは、ゴーヤ・植物の戦略・防衛本能ですね…。

この表面のゴツゴツは面白いというよりは、不思議だなー。
ツルレイシという、別名の由来にもなっているようです。
「レイシ(茘枝)」は、「ライチ」と呼ばれる果物の名前でもあります。
楊貴妃の大好物であり、彼女の美しさを支えたのだそうです。
この果物の表面とゴーヤの表面のブツブツが似ていることが、由来です。
ゴーヤは興味深い植物なので、7月のFm放送に話す予定にしています。
テキストは、「鳥をとるやなぎ」を読みました。
この「やなぎ」は、漢字で「楊」と書きます。
宮澤賢治語彙辞典』で原子朗は、「やなぎ・楊」は「ギンドロ」であると解説しています。
賢治ガーデンに大きく生長してきた「ギンドロ」に、「鳥・ムクドリ」の大群が磁石の力で吸い込まれていく…。
想像しただけでも、不思議で楽しいことですね。
尋常四年生の子どもは、幻想と現実の境目にある…。
子どもの自然体験・遊びが、心の発達のために大切・必須であることを、改めて考えさせられました。
午後には雨が上がったようで、野良回り…。
「盆花」・「秋の七草」の「オミナエシ(女郎花)」が咲き始めました。

球根の「ダリア」を3株、補職しました。さて、どんな花が咲くかな…。
畑に回ると、旺盛な草の伸びに圧倒されました。
トマトやサツマイモの株元を中心に、除草を進めました。
「ナス(茄子)」が、草の中で大きくなり採り頃になっていました。

アメダス、最高気温は27.6度( )蒸し暑い…、雨量はたったの2ミリ…。
九州・長崎の皆さんの大変さが分かります。