今日発売の紅!!女塾3巻

日本文芸社 | 男塾外伝 紅!!女塾 (3)/宮下 あきら 原案/サイトウ ミチ 画

私だ
女塾3巻今日発売だ
11話(愕怨祭回)〜15話(砲魂玉回)まで収録
表紙はJK
一部店舗ではJKのイラストカードが付いてたそうですね
ああ、俺が買ったとこじゃ付かなかったよ…
森田大器の子孫キター

男塾外伝 紅!!女塾 ( 3) (ニチブンコミックス)

男塾外伝 紅!!女塾 ( 3) (ニチブンコミックス)

シン・ゴジラ 感想

映画『シン・ゴジラ』公式サイト

私だ
本日公開見てきたぞ
入場特典は特になし
平日夜なんでお客はまばらでした
白人のおっさんらが見に来てたけど、
この映画観るために来日したのかしら
だとしたら気合いの入ったゴジラファンだなあ
今日は3スクリーンでローテーション組んで上映してたようだが、
私が見た時間帯は一番小さかったようで残念
一番デカいスクリーンで見たかったぜ
内容は現代日本に謎の巨大生物が上陸したらどうなるかといったもんでした
最初楽観的で呑気してる日本政府がゴジラの姿が明らかになると共に緊張感が出てきたり、
米国が熱核兵器を使おうとしたり、国連が多国籍軍を介入させようとしたり、市民の避難でゴタゴタしたり、
国内外での政治的取引やら駆け引きやらでグダグダする辺りが庵野監督の考えるリアルなのかなと思いました
市民がまだ避難中だから攻撃するな!とか、そもそも今の憲法で攻撃してもいいの?とか
いろんな局面で決断迫られる総理大臣って大変だなー(小並感)
ゴジラを殺すなとか訴える変な市民団体は声だけで姿の描写が一切ないんだが、
ネオ・ウルトラQ1話の怪獣保護団体を何となく思い出してしまった
本作のゴジラ放射能で奥さんを失った牧博士が、
放射能そして奥さんを救えなかった日本を恨んでおり、
何らかの方法で解き放たれたっぽい感じでした
ゴジラを止めるヒントも同時に残してたから、
だいたいこの博士のシナリオ通りのできごとだったんだろうなあ
竹野内豊氏演じる赤坂が「この国はスクラップ&ビルドで成長してきた」みたいなこと言ってたし
名前は牧博士の故郷である大戸島に伝わる神の化身「呉爾羅」から
ゴジラは60年前に海中へ投棄された放射性廃棄物で突然変異を起こした生物のようで、
短時間で進化するっつー従来のゴジラにはないタイプでした
陸に上がりたての姿が首にえらのある魚類と爬虫類の中間みたいなやつがフルCGで、
大日本人」の「獣」みたいなキモくてどっかユーモラスなやつで面白かったな
VFX制作はその「大日本人」と同じ白組
やっぱCGに関しては国内じゃここが一番なんだな
トミカヒーローシリーズもTV特撮にしてはCGのクオリティ凄かったし
ゴジラはそこから直立して腕のない形態になるものの、
背びれだけでは体温が冷却できない不完全体だったため一旦海に戻り、
再上陸の際は宣伝などで多く見られた形態に進化します
東京を目指す途中、横浜市磯子区洋光台を通過してて横浜市民の俺ちょっとテンション上がったでござる
最終形態は野村萬斎氏が演じたモーションキャプチャーによるCGだったんですね
言われてみれば「すり足」具合が狂言っぽかった気がする
兵器はヘリや戦闘機など航空機はCG、戦車など車両は実物のようでした
やっぱ自衛隊の戦車がドッカンドッカン撃つ怪獣映画はいいぜ
攻撃は顔面や足下を集中
子供頃見たゴジラの特番で現役自衛官がこういった生物の急所を狙うとか語ってたのを思い出したわ
…全然効かなかったけどな!
米軍のステルス機による地中貫通弾で漸くゴジラにダメージ負わせたところで、
いよいよゴジラのターン
背びれが紫に発光→口クパァ→アゴパカァ→ガス噴射→町を焼き尽くす大火炎放射→
射程距離ハンパない紫のレーザー状の細い熱線発射
この段階を踏んでの放射熱線はかっこいいな
更に背びれや尾の先端からもレーザー発射可能で対空もバッチリだったわ
エネルギーを使いすぎたのかギャレゴジのように一度活動を停止してる間に、
米国からの核攻撃やら多国籍軍の介入やらの話が出てきて、
長谷川博己氏演じる矢口率いる対策班がゴジラの血液を凝固・凍結すれば止められるんじゃね?
ってことでなんやかんや核攻撃を延ばしてもらいつつ大急ぎで凝固剤を作ってヤシオリ作戦実行
作戦名の由来は八岐大蛇を酔わせた八塩折之酒ですね
つーわけで米軍の無人機でゴジラを攻撃しまくって熱線を使わせてエネルギーを消耗させ、
爆弾を積んだ新幹線や電車をゴジラの足下に特攻
電車爆弾はいろんな路線が集まる東京駅だからこそ可能な攻撃だな
ゴジラが転倒したら周囲の高層ビルを爆撃して倒壊させてゴジラの身動きを封じ、
ポンプ車で凝固剤を口から流し込みました
vsビオランテの権藤さん「薬は注射より飲むのに限るぜ、ゴジラさん!」はやはり正しかった!
かくしてゴジラが固まって一件落着
といっても死んだわけじゃないので予断は許さず、
ゴジラと人間の共存の道を模索していきそうなところで終わり
熱線で政府の主要人達が行方不明になり頼りなさげな人が後釜に据えられても、
対策班一丸となって日本を守ろうとした矢口かっこよかったです
石原さとみさん演じるカヨコはアメリカ上院議員を父に持ち、
アメリカから派遣される上から目線女だったのが、
祖母の故郷である日本で矢口ら頑張る日本人を見て協力的になっていくポジションでした
凝固剤作成はカヨコが持ってきた牧博士の遺品である謎の解析表がヒントになってます
不満というか疑問は、
砲撃時の着弾音とかゴジラが転倒した時のSEが、
昭和特撮でよく使われるやつが一部使われてて、本作とは合わないような気がしました
それと対策班が活躍するシーンではエヴァンゲリオンでおなじみの、
「DECISIVE BATTLE」の出だし「デーンデーンデーンデーンドンドン」とそのアレンジ使いすぎ
SEとBGMは庵野監督の趣味出てるなあと思いました
あとゴジラが東京目指してた理由がいまいち分からなかった
俺何か見落としてるかな?
んでラストの固まったゴジラの尻尾の先端が、
もがき苦しむ人々の形に見えたんだがなにあれ気味悪い
それを差し引いても兎角特撮が凄くてよかった
炎上する東京の町は怖くもあり神秘的でもあったわ
あと随所に伊福部サウンドを使用したのはよかったなあ
EDのスタッフロール中は伊福部祭りだったんだが、
大トリが「vsメカゴジラ」のメカゴジラのテーマでVS世代としてちょっと嬉しかったわ
正直あんま期待してなかったんですが面白かったです
特撮モノに出演してきた俳優がいろんな所に出演してて、
特撮ファンはそれを見つけるのも楽しみの1つですかね
あーこの人今まで怪獣と戦ってきたのに!なんて