関西にある独立U局「サンテレビ」が制作した深夜向けバラエティー番組。
『大人の子守唄』などに代表されるサンテレビのお色気バラエティー番組の一つ。
AV女優がアシスタントとして多数出演し、成人男性視聴者をターゲットにした様々なコーナーが放送された。代表的なものでは、ラブホテル「もしもしピエロ」の一室で裸体の女性に絵を描くという「ボディペン大賞」や、AVを紹介するコーナーなど。
とは言え、放送倫理に引っかかるほど過激なものではなく「ちょっとエッチなバラエティー番組」といった内容で、『ギルガメッシュナイト(テレビ東京)』や『姫テレビ(テレビ朝日)』と同じように爽やかにエロを楽しむ番組であったと思われる。
しかしながら、思春期の男子学生にとっては大変興奮する番組であったようで、当時親に隠れながらこの番組を見ていた視聴者も多かったのではないだろうか?
番組は好評だったようで、やがて全国各地の独立U局で放送されるようになり、約13年間放送された。
後番組には同コンセプトの『のりのり天国(司会:西川のりお)』が放送され、放送終了後の現在でもサンテレビでは岡元あつこ、久本朋美、矢部美穂が出演する『夜美女』が制作・放送されており、『おとなのえほん』が作り出した理念は、今も失われてはいない。