私としては前述の驚きの結論とそこに至る過程を探っています。 このノートの講義をさかのぼること12年前の昭和40年に、安藤先生は京都第二日赤に入院中に英語で対話編Hamlet,“TO BE OR NOT TO BE”(「ハムレット あるか あらぬか」)を書かれました。 これを翌年6月に北海道大学の日本哲学会で発表。9月にはこれに「ピラト 真理とは何か」を含む日本語訳の『エピクロスの園』が理想社から刊行されます。この書のハムレットに関していえば英文が先で日本語が後になります。但し出版は前後逆です。 前回の写真reflections on God, Self & humanityは、岡山大学に移られ…