Serial Mom
「シリアル」といってもコーンフレークなどの食品ではない。シリアル・キラー=連続殺人犯のママなのだ。世の中の瑣末な出来事にご立腹のあなたの怨みを晴らし、溜飲を下げてくれるママは、アメリカ中流家庭の代表と自任。かつでは妖艶美女の代名詞だったキャスリーン・ターナーも、二の腕たぷたぷでママを大熱演。
エッセンシャル・バリー・マニロウ
毎度ご訪問ありがとうございます。ふじけんです。あけましておめでとうございます。年末年始はたくさん映画を観れましたか? 1週間に観た映画の感想や解釈をまとめるシリーズです。 今回は2024/12/31(火)~2025/1/6(月)に観た作品、ジョン・ウォーターズ監督「シリアル・ママ」、パーシー・アドロン監督「バグダッド・カフェ」となります。 1回しか見ていないので、記憶が不正確な箇所があるかもしれませんが、振り返ってまとめておこうと思います。 ※作品のネタバレを含みます。また個人の感想であり、事実とは異なる記載が含まれることがありますのでご容赦ください。 ジョン・ウォーターズ監督「シリアル・ママ…
2025年の1作目は、シネマート新宿で「シリアル・ママ」を見てきました。「マルチプル・マニアックス」という、最低最悪のカルト映画を作ったジョン・ウォーターズ監督による1994年の作品です。キャスリーン・ターナー演じるアメリカのごく普通の家庭の母親が、家族を悪く言った相手や、「駐車場で割り込みをした」「レンタルビデオを巻き戻さずに返却する」など彼女的に「許せない」相手を、彼女なりの正義感で激しく攻撃したり惨殺するブラック作品です。彼女は普段は、ホームドラマに出てくるような明るく素敵な母親を気取った、どこか奇妙なお花畑な女性なのですが、「許せない」場面に遭遇すると途端に眉をひそめ、「え?どういうこ…
【週末息子と見る映画】のKONMA08がお送りする自己満足ブログ 【08映画缶】 間もなく開演です!! No.827 【シリアル・ママ】(1994年作品) 今回はチラシです。 《解説》 殺人犯こそスーパースター! ゴミを分別しない奴、駐車場で横入りする奴、レンタルビデオを返却時に巻き戻さない奴……そんな現代社会にあふれる理不尽な輩に怒りのお仕置きをくらわす必殺ママ。郊外の閑静な住宅街、肉切り包丁片手に怒涛の殴り込みをかけた彼女はいつしかマスコミの人気者と化していく――気をつけろ!人は彼女を《シリアル(連続殺人)ママ》と呼ぶ! ○5月14日 息子のPTA面談日。担任教師はホラー映画に夢中の息子を…