Kathleen Turner 俳優、女優、監督
ローレンス・カスダンの『白いドレスの女』における妖艶なファム・ファタール役で、鮮烈な映画デヴューを飾る。その後、ケン・ラッセル、ジョン・ヒューストン、フランシス・フォード・コッポラといった名監督に引っ張りだことなり、1980年代を代表する美貌と演技力を兼ね備えた女優となった。1990年代以降はコメディ系の映画が多い。
2025年の1作目は、シネマート新宿で「シリアル・ママ」を見てきました。「マルチプル・マニアックス」という、最低最悪のカルト映画を作ったジョン・ウォーターズ監督による1994年の作品です。キャスリーン・ターナー演じるアメリカのごく普通の家庭の母親が、家族を悪く言った相手や、「駐車場で割り込みをした」「レンタルビデオを巻き戻さずに返却する」など彼女的に「許せない」相手を、彼女なりの正義感で激しく攻撃したり惨殺するブラック作品です。彼女は普段は、ホームドラマに出てくるような明るく素敵な母親を気取った、どこか奇妙なお花畑な女性なのですが、「許せない」場面に遭遇すると途端に眉をひそめ、「え?どういうこ…
【週末息子と見る映画】のKONMA08がお送りする自己満足ブログ 【08映画缶】 間もなく開演です!! No.936 【ロマンシング・ストーン―秘宝の谷―】(1984年作品) 今回はチラシとパンフレットです。 《解説》 大都会から来た美しい女流作家 命知らずの一攫千金の男 伝説の秘境 2人は―― いまアメリカ映画界は【レイダース/失われた《聖櫃》】を筆頭に映画の原点というべき秘境を舞台にした冒険また冒険の世界が見直されてファンを熱狂させているが今年【インディー・ジョーンズ/魔宮の伝説】と共に大ヒットしているアクション・スペクタクル話題の大作がやってきた! 冒険ロマンス小説の女流作家ジョーン・ワ…
【週末息子と見る映画】のKONMA08がお送りする自己満足ブログ 【08映画缶】 間もなく開演です!! No.827 【シリアル・ママ】(1994年作品) 今回はチラシです。 《解説》 殺人犯こそスーパースター! ゴミを分別しない奴、駐車場で横入りする奴、レンタルビデオを返却時に巻き戻さない奴……そんな現代社会にあふれる理不尽な輩に怒りのお仕置きをくらわす必殺ママ。郊外の閑静な住宅街、肉切り包丁片手に怒涛の殴り込みをかけた彼女はいつしかマスコミの人気者と化していく――気をつけろ!人は彼女を《シリアル(連続殺人)ママ》と呼ぶ! ○5月14日 息子のPTA面談日。担任教師はホラー映画に夢中の息子を…
【週末息子と見る映画】のKONMA08がお送りする自己満足ブログ 【08映画缶】 間もなく開演です!! No.389 【私がウォシャウスキー】(1991年作品) 今回はチラシとパンフレットです。 《解説》 女はタフでなければ生きていけない。 女子大生やOLたちの圧倒的な支持を受け長い間映画化が待ち望まれていた《V.I.ウォシャウスキー》シリーズが遂に映画となった。 男顔負けのカラテと射撃の腕前、機知に富んだ才覚…《戦い》に出る前でさえも身に付けるシルクのシャツやハイヒール(それらは最後には必ずボロボロになるのだが…)。男に媚びず、しかも男の良さもきちんと心得ている大人の女。そして怖いもの知らず…
嗚呼、キャスリーン・ターナーの小ぶりな乳房に引き締まったその肢体。男を狂わせる南部の熱気と女の汗ばむ肌。ムーディな魅力満載の若き俊英ローレンス・カスダンの傑作フィルム・ノワール。 (評価 78点) 洋の東西を問わず、とかく男は女に弱いもの。それも性悪な悪女の手練手管にかかればひとたまりもない。悪女といえばフィルム・ノワールには欠かせない。フィルム・ノワールのキャラクターの代名詞といえばファム・ファタール。というわけで、クラシックなノワールから古今東西のファム・ファタールのベストテンには必ずランク入りするのが本作「白いドレスの女」でマティを演じたキャスリーン・ターナー。 ところが、本作を知りつつ…
映画「ナイルの宝石」をテレビで観たので、レビューします! 【ナイルの宝石 - Wikipedia】 ナイルの宝石 The Jewel of the Nile 監督 ルイス・ティーグ 脚本 マーク・ローゼンタールローレンス・コナー 原作 キャラクター創作ダイアン・トーマス 製作 マイケル・ダグラス 出演者 マイケル・ダグラスキャスリーン・ターナーダニー・デヴィート 音楽 ジャック・ニッチェ 撮影 ヤン・デ・ボン 編集 ピーター・ボイタマイケル・エリス 製作会社 20世紀フォックス 配給 20世紀フォックス 公開 1985年12月11日 1986年4月19日 上映時間 107分 製作国 アメリカ合…