・・・・・・ビリー・グラハム著。「天使」まえがき・・・・・・ 私が天使についての説教しようと決心をしたとき、私の蔵書の中には天使に関する本が一冊もないことが分かった。調べて見ると、今世紀には天使に関する本がほとんど出版されていないことが分かった。これは奇妙なことである。また不吉なことである。本屋や図書館には悪魔や、オカルト、悪霊に関する本がどっさりあり、天使より悪魔の方が人々の注意を引いているというのはどうしたことだろうか。中には悪魔を神と等しい地位においている人もあるようである。・・・・・・・ 画家のバーン・ジョーンズは、友人に当てた手紙の中で、「科学が唯物論になればなるほど、私はますます多…