「旧約聖書」の部分(全47または39文書*1)はヘブライ語(ごく一部はアラム語)で書かれている。ユダヤ教と共通部分。キリスト教はユダヤ教を源とするため。
「新約聖書」の部分(全27文書)はギリシャ語で書かれている。古代キリスト教会が「旧約聖書」に新たに付加した部分。
旧約聖書の最初の書は「創世記」と呼ばれ神が地球と宇宙を創造し、その後植物や動物、人間を創造したという記述で始まる。最初の人間アダムとイブは楽園で生活していたが、神との約束を破って、善悪の木の実を食べてしまう。その結果、アダムとイブの子孫には罪が受け継がれ、寿命がきて死ぬようになってしまう。また楽園から追放され、生きるために辛い労働をしなければならなる。
古代から現代まで、世界各国の言語に翻訳され続けている。キリスト教の宗派により、邦訳にも複数の種類がある。以下に使用者の多い、代表的な翻訳を挙げる。
世界で一番たくさん印刷されている本、だそうだ。
資料によれば、2005年現在、2212言語に翻訳されているとのこと。 http://www.wycliffejapan.org/document/archives/watters_vision2025.htm
さらに約1500の言語がプロジェクト進行中。
ただし、なお3700の言語が未着手とのこと。
*1:カトリックは47書、プロテスタント、エホバの証人は39書を正典としている