今回はケインズの「雇用、利子および貨幣の一般理論」要約下巻編です。 マクロ経済学の創始者で、大きな政府を推奨する経済理論の体系化・政策提言をしました。金融政策・財政政策・貿易理論・公共経済学の学問発達に寄与し、フロー/ストックの概念や景気循環論の高度化などその功績は20世紀中盤までの世界の潮流を作り出したほどです。 尚、上巻の要約は下記。 ■要約≪雇用、利子および貨幣の一般理論(上)≫ - 雑感 (hatenablog.com) 「雇用、利子および貨幣の一般理論(下)」 ■ジャンル:経済学 ■読破難易度:中~高(経済理論の基礎がない中で読もうとすると置いてきぼりになる可能性が高いです。マクロ経…