小説家。兵庫県在住。グループSNE所属を経て、現在フリー。
クロス×レガリア 吸血姫の護りかた (角川スニーカー文庫)
クロス×レガリア 嵐の王、来たる (角川スニーカー文庫)
クロス×レガリア 滅びのヒメ (角川スニーカー文庫)
クロス×レガリア 死神の花嫁 (角川スニーカー文庫)
クロス×レガリア 海神の遺産 (角川スニーカー文庫)
RPF レッドドラゴン 1 第一夜 還り人の島 (星海社FICTIONS)
RPF レッドドラゴン 2 第二夜 竜の爪痕 (星海社FICTIONS)
RPF レッドドラゴン オリジナルサウンドトラック&キャラクターブック (星海社FICTIONS)
RPF レッドドラゴン 4 第四夜 夜会擾乱 (星海社FICTIONS)
ジンカン 宮内庁神祇鑑定人・九鬼隗一郎 (講談社タイガ) 作者:三田誠 講談社 Amazon 呪いを招く特殊文化財を鑑定する神祇鑑定人と彼に拾われた特殊な出自を持つ青年。 初めての作家さんだったしあまり期待していなかったけど面白かった。
ロード・エルメロイII世の事件簿 10 「case.冠位決議(下)」 (角川文庫) [ 三田 誠 ]価格:880円(税込、送料無料) (2021/5/6時点) 楽天で購入 幾多の神秘に彩られた物語、その結末を今ここに。「では、冠位決議(グランド・ロール)を始めよう」衝撃の真実と向き合う覚悟を決めて、エルメロイII世は仲間たちととも霊墓アルビオンへと乗り込む。ロンドン地下に広がる大迷宮は、神秘を操る魔術師ですら想像を絶する、もうひとつの世界であった。同時に、ライネスもまた、II世の代わりに冠位決議へ出席することとなる。複雑に絡み合う、迷宮探索と陰謀劇。そして、迷宮の最奥にて儀式を進めるハートレス…
芥川賞受賞作を遡って読んでいるひとこと感想の続きです。70年代の分です。 1980年代:続続続・芥川賞ひとこと感想日記(1989-1980) - 京都ぬるぬるブログ2.0 (hatenadiary.jp) 1990年代:続続・芥川賞ひとこと感想日記(1999-1990) - 京都ぬるぬるブログ2.0 (hatenadiary.jp) 2000年代:続・芥川賞ひとこと感想日記(2009-2000) - 京都ぬるぬるブログ2.0 (hatenadiary.jp) 2010年代以降:芥川賞ひとこと感想日記(2022-2010) - 京都ぬるぬるブログ2.0 (hatenadiary.jp) ■ 森禮…
芥川賞受賞作を遡って読んでいる感想の続き。90年代の分です。 2000年代:続・芥川賞ひとこと感想日記(2009-2000) - 京都ぬるぬるブログ2.0 (hatenadiary.jp) 2010年代以降:芥川賞ひとこと感想日記(2022-2010) - 京都ぬるぬるブログ2.0 (hatenadiary.jp) ■ 玄月『蔭の棲みか』(1999年下・第122回) リンチの場面があからさまに痛そうで凄惨で、それに気を取られる読者――この世界を「異文化」のように思って読んでいた「日本人」読者(私)は、うっかり、最後に登場する日本の警察権力という圧倒的な暴力をスルーしてしまいそうになる、という仕…
こんばんは! 都内在住アラフィフ主婦のnicoです。 ひとり時間を楽しんでいます。 三田誠広著、 『桓武天皇 平安の覇王』読了。 これまで 飛鳥・奈良時代の小説を中心に 読み進めていましたが、 ようやく平安時代に近づいてきました。 「桓武天皇」と言えば、 千年以上も都として続く 平安京への遷都を果たされたことが まず頭に浮かびます。 歴史に興味がなかった学生時代の記憶でも その名は覚えている位に 存在感はありました。 しかし、 意外にも即位したのは45歳と遅く、 そもそも身分の低さと出自の関係で 皇位につくことを期待されていなかった ということを本書で知りました。 それは桓武天皇の祖父、 志貴…
私は現在70歳。これまで生きてきて自分の死を考えたことがなかった。勝手に96歳まで生きるという目標を設定したりしたこともあった。それはサラリーマン時の38年を取り返すという意味づけをしたものだった。サラリーマンの時は自分を失っていたから、自分を取り戻すという壮大で観念的な計画だった。何のことはない、遅すぎた自分探しであった。私は学生時代に経験した「世界」を再経験することでとりあえず自分を取り戻そうと考えた。私は1973年から1年間、学生運動を経験している。活動家ではなかったが活動家の先輩と1年間は行動を共にしていた。その1年が私にとって「世界内存在」の時期だった。1年間で離脱したのは身の安全が…
もう人生の終盤に来ていてこれから何かを始める気持ちを持つ事自体が難しい。これから新しい局面を迎えるにしても、これまでのことを一度きちんとした結果として見ておきたいという気持ちがある。いったい私は、これまでどのように生きてきたのかを一望して、こうだったと感慨というものを一つでも持ちたいと思う。あなたはそう思った事はないだろうか? もう10年以上前になるだろうか、義理の父が肺がんになり余命1年ほどという宣告を受けた。その話を聞いて病院へ見舞いに行った時、どういう話をすればいいか分からなかった。もし自分がその立場に置かされたら、余命をどう過ごすかを考える時とにかくこれまでの自分の人生をどうだったか結…
小林秀雄の読書論の中で、誰でもいいから自分と波長の合う作家の全集を読め、というのがある。全集は存命中は出ないから、全集でなくても活字になったものなら手紙や発言集などを全てということでもOKだ。これまでぼくはその対象を黒井千次にしていたことがある。でも途中から波長が合わなくなった。生理的なものというか感性的なものというか、生き方のスタンスが合わなくなった、と感じられた。 今日、ふと三田誠広はどうかと頭に浮かんだ。三田誠広のホームページを見つけしばらく所々を読んでみた。かなりプライベートも公開しているようだった。これまで小説以外でも十冊くらいは読んでいる。条件としては波長が合いそうなので、全て読み…
2024/03/04 高橋和巳「邪宗門 上」(新潮文庫)第2部 挙国一致の翼賛体制で大衆・庶民は政治参加する楽しみを得る。窮乏による不満と不安はマイノリティにぶつけられる。 1966年2024/03/04 高橋和巳「邪宗門 上」(新潮文庫)第2部 挙国一致の翼賛体制で大衆・庶民は政治参加する楽しみを得る。窮乏による不満と不安はマイノリティにぶつけられる。 1966年の続き 敗戦。戦争を開始し推進した連中はポツダム宣言受諾とともに店をたたんでしまったが、エピゴーネンたちはルーティンを止められない。法務大臣は政治犯の釈放をしぶり、占領軍が解放を命じるまで収監した。そのために重症の介泉を病んでいた教…
最近になって──とはいってもここ10年くらいの話なので、あまり最近とも呼べないかもしれないけどよくマンガを読むようになった。 昔はあまり読まなかったのだけど、おじさんと呼ばれるような年回りなってからふいにマンガを買うようになった。10代から20代までの頃はほとんど小説ばかりで、大学受験真っ最中の時も悠々と『燃えよ剣』を読んだりしていたものだ。よくもまあ、親からはっ倒されなかったものだ。うちの親は実に寛大である。 それはさておき、最近は本当にマンガをよく読む。Kindleという手軽な手段を覚えたということもあるかもしれないけれど、最近だと『葬送のフリーレン』がお気に入りで、「フリーレンかわいいな…
40も過ぎれば鈍感力って超重要だよね。 あわせてよみたい 40も過ぎれば鈍感力って超重要だよね。 今日の調子:非常に悪い。どうしたもんか。色々と理由はあるのだが、アクシデントが集中してしまい神経焼き付き状態に陥っている。 昨日の夜、母親が「産んでやって育ててあげた恩」などという訳のわからん恩着せがましいことを言い始めたので喧嘩になり、そのために朝の気分が最悪。それから仕事の上で僕が報連相が足りずにパワハラ上司と摩擦が起こり、さらに神経を逆撫でしてしまいメンタル沈没。 今のところ、メンタルの状態が最悪の状況であり、下手にてなりで文章を書きまくるとネガティブなことを書いてさらにドツボにハマるやつで…
■加湿器と空気清浄機 ■ ロールプレイングフィクション『レッドドラゴン』第三夜 ■リンク ●―― 晴れときどき曇り 最高10℃ 最低2℃ ■加湿器と空気清浄機 いままで、ダイニングにはボネコの加湿器、2階の寝室にはシャープの加湿もできる空気清浄機を置いていたのですが、いよいよ花粉が本格的になってきたので、入れ替えてダイニングに空気清浄機を置くことにしました。 寝室には直接外気は入ってこないので、加湿器だけでもなんとかなるかなと。 ■ ロールプレイングフィクション『レッドドラゴン』第三夜 ロールプレイングフィクション『レッドドラゴン』をWebで第三夜まで読了。 リプレイ形式なので参加者のプレイス…
■X(旧Twitter)のフォロワー整理 ■X(旧Twitter)の認証コード ■刀剣乱舞 ■ ロールプレイングフィクション『レッドドラゴン』第二夜 ■リンク ●―― 曇りのち晴れ 最高7℃ 最低1℃ ■X(旧Twitter)のフォロワー整理 知らないうちに変なアカウントにフォローされていたので、さくさくとブロック。イイネとフォローを同時にされると通知がこないらしい。 掃除はこまめにするが吉。 ■X(旧Twitter)の認証コード さっき急にX(旧Twitter)から叩き出されて、ログインしようとしたらユーザー名とパスワードの他に認証コードを要求されました。 iphoneを使って認証するよう設…
■ ロールプレイングフィクション『レッドドラゴン』 ■リンク ●―― 晴れ 最高16℃ 最低3℃ ■ ロールプレイングフィクション『レッドドラゴン』 FGO関連の掲示板ログを読んでいたら『レッドドラゴン』の話が出てきて、「そういえばそんな企画あったねー」って検索したら、今でもセッションがWeb上で読めるみたいなので、読み始めたところ。 リアルタイムで連載してた頃は興味なかったので、パスしてたんですよね。連載開始が2012年01月ですね。12年前だ。ちゃんとサイト残ってるのすごいな。シナリオ担当とマスターが三田誠で、プレイヤーが、虚淵玄、奈須きのこ、紅玉いづき、しまどりる、成田良悟って、今見ても…
昔読んだ中上健次のある発言が強烈に記憶に残っていて、最近になって今さら気になりだした。時期的にみて『中上健次1970-1978全発言I』、『中上健次1978-1980全発言II』だろうと思ってめくってみたが見当たらない。じゃあ、これかと、柄谷行人との対談『小林秀雄をこえて』をめくってみたらあった。 「私」とか「ぼくは」とか……そういうやつは、おれはきらいなんだよ。「ぼくって何……」と言っているやつを、なぐってやった(笑)。 この中上発言を受けた柄谷は、「同感だね」と応じている。ひどい話だ。 実際に殴られたのは1977年に『僕って何』で芥川賞をとったばかりの三田誠広。その時、三田の肋骨にひびが入…
科学系SF。空海と観音菩薩が、博士(ホーキンスがモデル)の導きで時空を旅し、物理学の歴史をたどる。それぞれエポックメーキングな発見の瞬間に立ち会う。地球上のことはニュートン力学で証明できるが、宇宙のことは相対性理論が必要。毎回のことだが、後者の理解は難しい。読み物としては平易でよくできてはいる。 少年空海・アインシュタイン時空を超える 作者:三田誠広 春陽堂書店 Amazon
三田誠『ロード・エルメロイII世の冒険』7(読了) 川端康成『掌の小説』 村崎羯諦『余命3000文字』 『フィール・ヤング』