日本近代文学研究者、二松学舎大学教授。1962年神戸市生まれ。1985年関西学院大学文学部日本文学科卒、90年同大学院文学研究科博士課程後期課程満期退学。1997年二松学舎大学講師、2002年助教授、2007年准教授、2008年教授。2009年「「「わがこと」を語る小説」の研究 一九一〇年前後を中心に」で関西学院大学文学博士。
★ 川崎賢子さん、小松史生子さん、谷口基さん、浜田雄介さんが、9月4日(日)に立教大学で行われる公開シンポジウム「雑誌『宝石』と戦後日本の探偵小説」に講師として登壇されます。 ・公開シンポジウム「雑誌『宝石』と戦後日本の探偵小説」 期日 9月4日(日) 13:00~18:00 場所 立教大学池袋キャンパス 14号館3階 D301教室 主催 立教大学文学部文学科共催 立教大学日本文学会 江戸川乱歩記念大衆文化研究センター 科学研究費(基盤研究B) 「近代日本探偵小説研究の基盤整備:資料の調査・保存・公開とその活用」 (代表:浜田雄介、2019-2022) 申し込み 事前申し込み不要・参加費無料 …
死仮面〔オリジナル版〕 (春陽文庫 よ 12-4) 作者:横溝正史 春陽堂書店 Amazon 「八つ墓村」事件を解決した金田一耕助は、岡山県警の磯川警部から駅前のマーケットで起きた奇妙な事件の話を聞く。殺人容疑者の女が腐乱死体で発見され、現場には石膏のデス・マスクが残されていたというのだ。やがて舞台を東京に移した「死仮面」事件の謎に、金田一耕助が挑む! 初文庫化短篇「黄金の花びら」併録。さらに著者直筆の訂正が入った草稿を写真版で特別収録した決定版!(粗筋紹介より引用) 『物語』(中部日本新聞社)1949年5月号~12月号連載。2024年9月刊行。 『死仮面』は金田一耕助ものの長編(ちょっと短め…
★ 『新青年』趣味24号の通販が始まりました。以下の場所で扱っています。 どうぞ、よろしくお願い申し上げます。 ・書肆盛林堂 seirindousyobou.cart.fc2.com ・文生書院 www.bunsei.co.jp ・日本の古本屋 www.kosho.or.jp ・アマゾン https://www.amazon.co.jp/dp/B0DBLF4YPW/ ・『新青年』趣味 24号 表紙 西山彰 ”この人も『新青年』!” 特集 ユーモアと『新青年』 この人も『新青年』! Contents(A5判・376ページ) 特集1 ユーモアと『新青年』 『新青年』に見られる小酒井不木のユーモア …
『週刊少年マガジン』 イアン・マクドナルド『旋舞の千年都市』上 山口直孝『大西巨人論』 『ウルトラジャンプ』 みずしな孝之『つきたて!オモちゃん』2
『ヤングマガジン』 『漫画アクション』 『コミックゼノン』 山口直孝『大西巨人論』 『ウルトラジャンプ』
★お待たせいたしました。『新青年』研究会の会誌『新青年』趣味 24号の刊行が決まりました。7月26日頃に、書肆 盛林堂、文生書院、アマゾン、日本の古本屋などで販売予定です。本号は、「ユーモアと『新青年』」「この人も『新青年』!」の二大特集になります。→7月27日記 書肆盛林堂で販売されました。 ・『新青年』趣味 24号 表紙 西山彰 ”この人も『新青年』!” 特集 ユーモアと『新青年』 この人も『新青年』! Contents(A5判・376ページ) 特集1 ユーモアと『新青年』 『新青年』に見られる小酒井不木のユーモア 湯浅篤志 谷譲次のユーモア 大森恭子 ユーモアの『新青年』における乾信一郎…
1950年代の日本映画の黄金期に製作され、70年ぶりに発見された名探偵・金田一耕助が主人公の映画について、劣化したフィルムの修復費用を募るクラウドファンディングが3日から始まりました。 1954年に公開された横溝正史の小説が原作の映画「悪魔が来りて笛を吹く」は、フィルムの所在が長くわからなくなっていましたが、ことし1月、二松学舎大学の山口直孝教授が16ミリフィルムを発見しました。 フィルムは作品を製作した映画会社に寄贈され、会社では、劣化したフィルムのゆがみや傷を修復する作業に入っています。 修復費用は400万円以上が見込まれ、ほかの経費もかかることから、その一部を3日からクラウドファンディン…
金曜日は所用で窓展に参加できず、2日目の土曜日に赴く。強者どもが夢のあとで、ぺんぺん草も生えないような状況かも知れないが、まあ落穂拾いくらいはできるかなと夕方に会場へ。それでも50分くらい見て回る。 あきつ書店、かわほり堂あたりをじっくりと見ていく。ああこれは今度の原稿で使えるな、これはあれで…などという形で古書を買うのは少し残念というか、ただ欲しいで買うのとはまた少し違うニュアンスがある。で、結局購入したのは以下。 緒方維嶽「シルレル」(民友社)明治29年5月4日400円 竹越与三郎「マコウレー」(民友社)明治26年8月22日400円 岩本吾一「訂正増補 通俗男女造化機論」(金桜堂)明治20…
『モーニング』 『少年シリウス』 『コミック電撃大王』 『コミックバンチ』 『コンプエース』 山口直孝『大西巨人論』
『少年シリウス』 山口直孝『大西巨人論』 ジョン・ディクスン・カー『緑のカプセルの秘密』
山口直孝『大西巨人論』 川原礫『アクセルワールド』5 フアン・ルルフォ『ペドロ・パラモ』 ジョン・ディクスン・カー『緑のカプセルの秘密』 J・G・バラード『旱魃世界』 『BE・LOVE』 『ヤングマガジン』 『少年シリウス』
山口直孝『大西巨人論』 川原礫『アクセルワールド』5 フアン・ルルフォ『ペドロ・パラモ』 J・G・バラード『旱魃世界』
川原礫『アクセル・ワールド』5 山口直孝『大西巨人論』
『good!アフタヌーン』 山口直孝『大西巨人論』 ガルシア・マルケス『百年の孤独』 ジョン・ディクスン・カー『緑のカプセルの秘密』 J・G・バラード『旱魃世界』
松山総合公園の四季桜が満開だ。 さくらの丘の広場と坊ちゃん夢ランド脇の一角に四季桜が植えてあり,背が低くて小さい花をつける。 -関連エントリー--「シュバルゴ」「ネギガナイト」のポケふた→https://akamac.hatenablog.com/entry/2023/12/24/150434--今年も大連古代蓮が咲き始めた→https://akamac.hatenablog.com/entry/2023/06/10/233000--松山市文化・スポーツ振興財団埋蔵文化財センター編『朝日谷2号墳』→https://akamac.hatenablog.com/entry/2023/03/19/1…
はじめに 大西巨人の「人は、クリエーティヴ・パワーを持続して長生きをしなければならない」という文言について、出典を示しながら引き写す。当該文言は、1986年発表の短編小説「墓を発く」に初めて掲出され、「以後の大西作品において持続的に考察されるテーマとなっている」(『未完結の問い』53頁、山口直孝氏作成の注)。筆者個人にとっても、折にふれ思い出される寸言である。 当該文言には、ウェブ検索で見つかる記事から確認できるバージョン(下記0)もあるが、当該記事では出典は明らかでない。また、上記「墓を発く」とは細部が異なっている。 そこで、本稿では、正確を期し、当該文言が初めて掲出された「墓を発く」(下記…