1967年東京都亀戸生まれ。1989年法政大学卒。立正大学大学院文学研究科哲学専攻修士課程修了。 立正大学非常勤講師。2000年「初期マルクスの疎外論 疎外論超克説批判」で立正大学文学博士。 専攻:哲学・倫理学
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初期マルクスの疎外論―疎外論超克説批判
実践の環境倫理学―肉食・タバコ・クルマ社会へのオルタナティヴ
おはよう!こんにちは!こんばんは!KAIです。 最近、流行の言葉にビーガンというものがあります。肉や魚、卵や乳製品、動物由来の衣類などを避けている人たちです。 僕は正直、ビーガンは胡散臭いなあと思っていました。動物が可哀そうという感情的な理由で肉を食べない変わった人たちくらいに思っていました。 しかし、田上孝一先生の『はじめての動物倫理学』を読んで愕然としました!!めちゃくちゃ論理的な理由があったからです!論理が一貫していないのはむしろ肉を食べている私たちかも……!?紹介していくぅ! はじめての動物倫理学 (集英社新書) 作者:田上 孝一 発売日: 2021/03/17 メディア: 新書 多様…
この辺読みかけ放置にした罪滅ぼしに手を出したんだっけ? これからの社会主義入門 環境の世紀における批判的マルクス主義 作者:田上孝一 あけび書房 Amazon こんなのもあるんだ:wikipedia:グランマ号/wikipedia:アレクサンドリア・オカシオ=コルテス 前著?:99%のためのマルクス入門 (犀の教室) wikipedia:ソビエト連邦は、資本主義またはwikipedia:国家資本主義だった、というのが現在の研究者間では有力なんだって。少なくとも、マルクスの考えた社会主義ではありえない、と。そらそっか。 中国のwikipedia:ジニ係数:Think DC! 確定拠出年金メールマ…
99%のためのマルクス入門 (犀の教室) 作者:田上孝一 晶文社 Amazon 個人的評価★★★★★ 1.ざっくり感想 以前読んだ「これからの社会主義入門」の著者によるマルクス入門本。 22冊目「これからの社会主義入門 環境の世紀における批判的マルクス主義」田上孝一 - ウルソの読書記録 とても分かりやすく、面白かった。 「これからの社会主義入門」読んでなんとなくモヤモヤしてたところがスッキリした! 「共産主義とは、ゲノッセンシャフトリヒなアソシエーションである」(P41) 何言ってんのか良く分からんと思うけど、これらもクリアに理解できるようになる本。 先にこの本読んでから社会主義入門読めば良…
これからの社会主義入門 環境の世紀における批判的マルクス主義 作者:田上孝一 あけび書房 Amazon 個人的評価★★★★ 「マルクスに立脚しつつも、あくまで是々非々でマルクスを利用して社会主義の今後を展望しようとするのが本書の一貫した視座」と書籍の最後に記載されているように、単にマルクス主義賛美のような感じではなく、タイトルにもあるように批判的マルクス主義といった感じの本。 そのうえで、社会主義の入門本として、マルクス主義ベースに筆者の捉える社会主義を概説していくものであり、読んでいくとたしかにマルクス主義とか社会主義へのイメージは変わって行く感じはある。 ただ、第一章の導入のような部分で、…
76冊目『サイクス=ピコ協定 百年の呪縛』池内恵 - ウルソの読書記録 75冊目『正欲』朝井リョウ - ウルソの読書記録 74冊目『向田邦子 ベスト・エッセイ』向田邦子 - ウルソの読書記録 73冊目『神を見た犬』ブッツァーティ - ウルソの読書記録 71・72冊目『古代日本の超技術 新装改訂版』・『古代世界の超技術 改訂新版』志村忠夫 - ウルソの読書記録 番外編『フラジャイル(漫画)にユーイング肉腫が出てたので読んだ』※希少癌理解促進のため。治療記録ブログと同じ内容 70冊目『魔女狩りのヨーロッパ史』池上俊一 - ウルソの読書記録 69冊目『冷静と情熱のあいだ Rosso』江國香織 - ウ…
はじめての動物倫理学 (集英社新書) [ 田上 孝一 ]価格:1,100円(税込、送料無料) (2023/8/17時点) 田上孝一 できるだけ肉食を避けるようにしている。 一方でじぶんは犬を飼っており、その子には肉を主成分とした食事を摂らせているし、 出された食事に肉が入っていても忌避しない。 あくまで、できるだけだ。 自分で買わないという選択をしている。 魚介、乳製品、卵は買う。 ゆるいフレキシタリアンだ。 フレキシタリアンやアンチベジタリアンに怒られてしまうかも。笑 わたしは環境について興味が出て、そこから肉食を避けるようになった。 そんなところで出会ったのがこの本だ。 応用哲学というムズ…
途中で切り上げた本が2冊あるけどそれは挙げない。するとこれしか残らないのか。 田上孝一『99%のためのマルクス入門』晶文社(シリーズ 犀の教室)、2021年 https://www.shobunsha.co.jp/?p=6612 哲学の立場からマルクスを解説する。マルクスが言ってることをなんとなくでも知ってる人向けかな。私はほとんど無知な状態から「図解雑学」を経由したりしてトータル2ヶ月ぐらいかけて読んだけど、それだけの労力に見合うリターンのある本だと思う。本文がよく練られている。 なかはられいこ『くちびるにウエハース』左右社、2022 https://sayusha.com/books/-/…