1977年から1987年にかけて、テレビ朝日系列で放映された刑事ドラマ。
警視庁特命捜査課という架空の舞台で、二谷英明演ずる神代警視正の元、一癖も二癖もある刑事がメカニカルタウン・東京でおきる様々な事件を解決する。
ドラマの見所は非常に綿密で丁寧に作られたシナリオと、放映当時の社会背景を徹底的に書き出し、キャラクター一人一人に影を追わせた設定、必ずしもハッピーエンドにならない結末など。見た後に色々考えさせられるような気分にさせてくれるドラマである。社会派ドラマとしても一流の作品である。
「特別機動捜査隊」の後を受け、1977年に放映開始。1987年に放映は全508話で終了したが、たびたび再放送されている。主演者に特撮出演者が多いため、「特撮最前線」と言う異名もある。
2013年秋、上川隆也主演で26年ぶりに復活することが発表されている。原案・脚本は、1984年4月に『特捜最前線〜7周年記念』の一環として放送され、前・後編ともに視聴率20%以上を記録した『七頭の警察犬シリーズ』をもとに、旧シリーズのメインライターとして100話以上を執筆した長坂秀佳の書き下ろし。
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*1:当初,特捜最前線レギュラー全員がシングルを出す計画であった。本作は第1弾であったが、残りは中止になった。