ちょうど1年前こんな記事を書きました。自分がこの1年間サロガシーを身を以て経験したことにより、今も意見は変わっていないどころか、日本でも代理出産ができる環境整備をしていくべきだという考えを強めました。というわけで改めて日本産科婦人科学会見解に反論させていただきます。 1)確かにベイビーM事件やダウン症の子供の引き取りを拒んだオーストラリア人夫婦の例はありますが、どれくらいの発生率なのか調べたのでしょうか。日本で何らかの理由で生みの親と暮らせない子供は45,000人いると言われています(*1)。彼らが未成年だと仮定して、過去20年間に生まれた子供の数2,166万人(*2)をこの数字で除すると、約…