慶応4年/明治元年(1868年)に勃発した戊辰戦争。 どうしても白虎隊の悲劇を始めとする会津戦争に着目されがちであるが、実際のところ、福島県内の各所において大小様々な小競り合いが発生、同地にて落命した者がいたことを忘れてはならないものだと思う。 そして、その中には、当然非業の戦死を遂げた者が未だ成仏できず・・・という可能性があるのではないか、そう常々私は考えてしまう。 とは言え、その「大小様々な」小競り合いが発生した場所を逐一把握している程私自身郷土史の造形はないところであり、具体的な場所等なかなかうまくお伝えできないところであるが、それでもなお、知り得ている場所について、つらつら書いて行きた…