七星剣、妙見信仰について追うことで日本の古代、そして朝鮮半島、中央アジアとのつながりを探っていく。インドから発した仏教が中央アジアを通って、中国で道教などと混じり、そして日本の西暦300年~700年頃に朝鮮半島や日本に民族がたどりつく様子のいったんがみてとれる。また、今回の「星関連」の内容から星川皇子の乱を扱うことで、日本の古代史をより理解できる。次の流れで紹介していく。 ・七星剣(しちせいけん)・①大刀契(たいとけい)の七星剣・②四天王寺所蔵の七星剣・③法隆寺の銅七星剣・④正倉院の呉竹鞘御杖刀(くれたけさやのごじょうとう)・⑤千葉県成田市の稲荷山遺跡の七星剣・⑥高知県の一宮神社の鉄剣・⑦長野…