あんじょうし歴史博物館に明治用水頭首工の模型が展示してある。いまが3代めの頭首工になるだけど、これは2代めのもんだ。 ◇ ◇ 明治用水頭首工模型(1909年ごろのようす) ふなとおし、堰堤(えんてい)、導水堤(どうすいてい)、矢作川、管理事務所、水神(すいじん)をまつったほこら 水源構造図 明治用水は、西加茂郡今村にもうけられた取水口からひいておりました。 用水開設当時は、矢作川をせきとめる技術がなく、樋門(ひもん/みずのとりいれぐち)から上流にむかって、かわのなかにながさ1,647メートルの導水堤をきずき、かわのみずをとりこみました。 みずがおおくつかわれるようになって、1901年にかわを横…