静岡の海沿いのまちに家を建てました。 いつも頭の片隅にうっすらと津波のことがあります。 車のお腹がすぐに錆びてきます。 それでも、海の力は偉大です。 昔、理科や、建築の環境の授業で習った「海風と陸風」をきちんと吹かせてくれます。 昼は海から陸に向かって、夜は陸から海に向かって。 天気予報の画面では日本地図が真っ赤になって、37℃、38℃という体温超えの気温が日々伝えられるなかでも、この辺りはせいぜい33℃程度です。 物理の法則とはいえ、環境の調整を日々してくれている海に感謝です。 庭の樹々も効果を発揮し始めました。 葉からの蒸散作用が、微弱だけれど天然のクーラーになって涼風を室内に送り込んでく…