行亦禅、坐亦禅、語黙動静、体安然ぎょうもまたぜん、ざもまたぜん、ごもくどうじょう、たいあんねん 永嘉大師『証道歌』 今朝教えていただいた、禅の言葉。 中国の禅は達磨大師の教え。その7代目である永嘉(ようか)大師、唐の時代の僧が作った詩集といわれる『証道歌』(しょうどうか)からの一節。 坐禅の時だけでなく、行住坐臥(ぎょうじゅうざが :「行」は歩くこと。「住」はとどまること。「坐」は座ること。「臥」は寝ること)、一日の行動の全ての時間が、禅のこころになれば、体がゆったりと定まる。 体がゆったり定まることを、体安然(たいあんねん)と。 坐っているときだけ坐禅をしているわけではなく、その延長で、一日…