汪兆銘(おうちょうめい)、中華民国の政治家でした。 汪兆銘は孫文の側近です。 蒋介石(しょうかいせき)とは国民党の主導権をめぐって対立関係にありました。 21歳で日本に留学、法政大学で学ぶなど、知日派の汪兆銘は、1940年3月に汪兆銘政権を樹立しました。 そして、その4年後に日本で亡くなっています。 目次 孫文の側近、そして蒋介石との対立 日本軍と講和 日本軍の工作 汪兆銘政権の衰退 汪兆銘の最期 孫文の側近、そして蒋介石との対立 汪兆銘は、孫文の側近として、三民主義及び、連ソ・容共・扶助工農という国共合作という理念を忠実に守っていました。 1925年3月に孫文が死去、蒋介石と党の主導権をめぐ…