出版社めこんの桑原さんが世話役を務めてくれるアジアの勉強会に出っかけた。月一回の上京である。 車内では、『日韓併合期ベストエッセイ』(鄭大均編、ちくま文庫、2015)を読む。出版時に気になっていたが、ついつい買う機会を逸していた。韓国のブログを始めたので、ネット書店にまとめて注文したのだが、ブログの資料になりそうな内容ではないので、読むのが後回しになっていた。いつものように、車内で本を読んでいるのは、私ひとり。 おそい昼食はタイ料理にした。日本でタイ料理を口にするのは20年ぶりだろうか。タイ料理が嫌いというわけではない。日本で食べると、「なんちゃってタイ料理」にあたることがあり、それが怖いのだ…