香港映画『淪落の人』を観る。 不自由ながらも両手は動かせるものの、肩から下が麻痺していて車椅子生活を余儀なくされているリョン・チョンウィン(アンソニー・ウォン)。家政婦として香港にやってきて、チョンウィンに雇われたフィリピン人のエヴリン(クリセル・コンサンジ)。言葉が通じないために、ろくに意志の疎通もできなかった2人だが、やがて心を通わせるようになり、チョンウィンはエヴリンのカメラマンになるという夢を応援しようとする。それに感謝して、いままで以上にチョンウィンの力になりたい、できることならチョンウィンの夢を叶えたいと思うエヴリンだったが、事故で半身不随となり妻とも離婚したチョンウィンは、自分に…