一条真也です。75冊目の「一条真也による一条本」紹介は、『永遠葬――想いは続く』(現代書林)です。宗教学者である島田裕巳氏の著書『0葬――あっさり死ぬ』(集英社文芸単行本)に対する反論の書であり、終戦70年記念の本です。2015年7月22日の刊行でした。 『永遠葬――想いは続く』(現代書林) 本書には、「想いは続く」というサブタイトルがつけられています。帯には、著者近影とともに「人は『永遠』に弔われる存在です。あなたは儀式で守られています。」というキャッチコピーに続いて、「葬儀やめますか、そして人類やめますか? 時代に合わせた葬儀をみんなで考える時がきました。わたしはそれを総称して『永遠葬』と…