あの子の家 (リュウコミックス)作者:クマザワ ミキコ徳間書店Amazon 元々は画家さんらしく、雰囲気のある画。 それと呼応するように雰囲気のあるお話。 おとぎ話として解釈すればいいんだろうけど、 リアル感もあるので、ファンタジーとしては受け止めきれない。 でも、これをリアルに受け容れようとすると、 とんでもない話ってことになっちゃうので。 雰囲気に乗せられたまま、ふんわりと受け容れられれば いい作品と思えそう気もするんだけど、 なんかそんなことを考えてしまって、ダメだった。 (いくらファンタジーでも、この母親の選択はあり得ないので) 裏表紙に書かれているように、哲学として読めばいいのかもね…