あの道この道:吉屋信子著のレビューです。 感想・あらすじ 富豪の娘が漁師の娘とすり替えられた! わかりやすい展開に思わずニンマリ ドラマ化 吉屋信子について あの道この道 (文春文庫) 作者:吉屋 信子 文藝春秋 Amazon 感想・あらすじ 富豪の娘が漁師の娘とすり替えられた! こうあって欲しいという登場人物達の個々の性格が、面白いくらい反映されているような気がして、読んでいて「そうそう、いいね、いいね」と前のめりでした。 素直な少女を応援する一方、憎らしい少女の意地悪ぶりに「ひひひっ」と、その様子をどこかで愉しんでいる自分も居たりして、個々の感情に憑依しながら読み進めておりました。 大丸家…