《前回のつづきから》 blog.railroad-traveler.info 東急の輸送を支えたデハ3450形は、1981年から後継となる7200系や7700系などに押し出される形で順次廃車されていきます。1980年代に入ってもなお、吊り掛け駆動独特の音を響かせながら、東京の下町を走っていたこれらライトグリーンの車両たちも、時の流れには抗うことができなかったのです。 池上線連続立体交差工事が進む中を走り去るデハ3450形3466号。1980年代に入ると、戸越銀座駅ー旗の台駅間で立体交差事業が進められた。池上線の東寺の主役は3000系だったが、手差し式の行き先表示板から、黒地に白文字の行先表示器…