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うつせみの世はうきものと知りにしをまた言の葉にかかる命よ

うつせみの世はうきものと知りにしをまた言の葉にかかる命よ

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【🌹10分で聴く源氏物語 第4帖 夕顔11 完】夕顔の法要に心を尽くす源氏の君。作らせた故人の衣裳の袴の腰に、『泣く泣くも 今日はわが結ふ 下紐をいづれの世にか 解けて見るべき』と書いた。 by 😿

🌸夕顔の法要に心を尽くす【源氏物語 55 第4帖21】 源氏は夕顔の四十九日の法要を そっと叡山《えいざん》の法華堂《ほっけどう》で 行なわせることにした。 それはかなり大層なもので、 上流の家の法会《ほうえ》としてあるべきものは 皆用意させたのである。 寺へ納める故人の服も新調したし寄進のものも大きかった。 書写の経巻にも、新しい仏像の装飾にも費用は惜しまれてなかった。 惟光《これみつ》の兄の阿闍梨《あじゃり》は 人格者だといわれている僧で、その人が皆引き受けてしたのである。 源氏の詩文の師をしている 親しい某|文章博士《もんじょうはかせ》を呼んで 源氏は故人を仏に頼む願文《がんもん》を書か…

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【🌹10分で聴く源氏物語 第4帖 夕顔10〈ゆうがお〉】源氏の君が病気と聞いた空蝉は手紙を書く。源氏は恋の熱情が冷めていたわけではないのである、空蝉とそして軒端荻にも手紙を書いた‥おいっ💢 by🙀

🌸夕顔と頭中将との姫君を引き取ることを望む源氏【源氏物語53 第4帖 夕顔19】 小さい子を一人 行方不明にしたと言って 中将が憂鬱《ゆううつ》になっていたが、 そんな小さい人があったのか」 と問うてみた。 「さようでございます。一昨年の春お生まれになりました。 お嬢様で、とてもおかわいらしい方でございます」 「で、その子はどこにいるの、 人には私が引き取ったと知らせないようにして 私にその子をくれないか。 形見も何もなくて寂しくばかり思われるのだから、 それが実現できたらいいね」 源氏はこう言って、 また、 「頭中将にもいずれは話をするが、 あの人をああした所で死なせてしまったのが私だから、…