黒い猫に導かれた尚が「かくれ山」で不思議な体験をする話。 猫に導かれ○○するという話の流れを最近よく読んでいるので「また猫が導くのか!」と飽き飽きしながら読みました。 当然ながらこの猫がお話の黒幕です。 尚は好き嫌いがあったおかげで難を逃れ、猫夫人(黒幕)と闘う事になります。偏食が身を助ける展開は児童書としてはイマイチかも。(給食が食べられずよその家のご飯も食べられないので相当ひどい偏食だと思います) 天狗をだまし天狗の隠れ蓑を手に入れ一つ目の山姥の目玉を強奪し猫夫人の弱点を聞き出し、鬼の雷の剣を盗み、ヘビに姿を変えられた竜を助け、猫夫人との最終決戦となります。 最後に尚に親切にしてくれた尚と…