止まらない円安に国際情勢が追い打ち? 日経平均4万越えで沸いたが、3,000円下げて3万7,000円となっている。急落とはいえない状況ではある。理論上、2万8,000円までの下落はあり得る。ここまで下げても暴落とは言えない。一般的には市場参加者が底と考える相場から、半分程度以下になった時点が大底、暴落と呼ばれる。よって、1万5,000円になれば暴落となるが、その可能性は極めて低い。 円安は止まらず、160円台が射程に入って来た。日銀や政治家の口先介入は何の意味もなく、為替介入も効果はない。3兆円の円買いを実施してもせいぜい2~3円程度ですぐに戻ってしまう。2024年からNISAが導入されたが、…