パリ出張時にこれまで3,4回会っている大学時代からの友人と夕食を共にした。 もうかれこれ20年もパリでドレスデザイナーとして組織にも属さずやってきたことで昨年政府から表彰を受けたという。COVID前にアトリエをお邪魔した際に会った奇天烈な日本語Tシャツを着ていたトランスジェンダーのアシスタントはGivencyのパタンナーをしているという。歴代のアシスタントは皆、ファッション業界でステップアップしており彼女もそう後押ししているそうだ。年齢に従い給与も上げていかないといけないので経営を考えると育ったら送り出し、給料の安い若い才能のある人を採用し育てていく方針らしい。 フランス人の夫は貴族で祖父は歴…