「親殺しのパラドクス」により2110年から過去跳躍してきた加藤大尉の野望を打ち砕く話。 主人公こそが歴史を意図的に歪めていた存在であったという展開が最高のカタルシス。 主人公が元いた時間軸は「令和」ではなく「桜雲」でWWⅢが勃発した世界線だった! 戦争で左腕を失くし天涯孤独となった主人公は志願兵となり悲劇の青春を送っていた。 だからこそ過去跳躍した大正時代に安寧を見出し、過去に安住しようとしたのである。 これまでのルートで歴史を修正しようとしても出来なかったのは主人公のせいというオチ。 所長(レベッカ)のおかげで立ち直った主人公は加藤大尉と対峙し野望を阻止することに成功。 加藤大尉が歴史修正に…
メリッサが千里眼の持ち主で歴史の歪みが視える存在だと明らかになる話。 汽車旅行での殺人事件は全て千里眼の持ち主を炙り出すだけの茶番であった。 謎を解き明かした主人公に自らの異能を告げたメリッサは帝都の防衛を依頼する。 鉄道を新たに敷設とか殺人事件が起こってるのに止まらない汽車とかトンデモ設定。 ミステリー要素はメリッサのキャラ特性を語る装置の下位に過ぎなかったことが残念か。 茅野メリッサルートの概要 茅野メリッサが千里眼の異能を持つ少女であるということを明かすためだけにミステリートレインという長い文章を読まされることになる 造船成金は魔人・加藤から1920年4月中旬までに100万円用意するよう…