余り知られていないかも知れませんが、神戸ってなんと駅弁発祥の地なのだそうです。明治 10年に国鉄の神戸駅で車内で食べることの出来る弁当として駅弁が生まれたのだとか。車輌の高速化やインバンドなどによる混雑の常態化などで列車の中でお弁当を食べる機会は減ってしまったかも知れませんが、” 駅弁 ” という言葉にはやはり旅情を掻き立てられます。 駅弁で有名な「淡路屋」さんの創業は明治 36年。元々は大阪で料亭を営んでいたそうですが、急速に整備されつつあった鉄道網と神戸の地から駅弁が広まりつつあった時流に乗って駅弁の販売を始めたとのことです。 「淡路屋」さんの駅弁と言えば、2022年に神戸風味のすき焼きを…