夏に計画しているひろしま旅行を前に、子どもたちに広島の大事な歴史を伝えたいと思って、「ひろしまのピカ」を読み聞かせた。 冒頭から私の涙が止まらない。 お父さんと、お母さんと、いつものように朝食を食べていた時に起こった原爆投下。 原爆だなんて存在を知りもしないし、空襲がないとホッとしていた広島に住む人たちを根こそぎ襲った原子爆弾。 私の幼少期は、まだ戦争についての話もよく公民館で聞けたり、映画上映会があったりして、戦争や原爆の怖さを知る機会が多かったけど、今の子どもたちはどうなんだろう。娘に何度か話したことはあるけど、ピンとこない様子もある。 それでも、今年9歳になる娘も6歳になる息子も、そろそ…