その反動と、教育権より学習者中心の学習権が大事だということで、ゆとり教育と呼ばれる、子どもの創造性、自由度、主体性を増やす路線へと舵を切ることになりました。「学力の低下を生む」として評判のよくなかったゆとり教育ですが、実際には学力低下は観察されていないどころか、一部の項目においては改善されたことが知られています。 しかしゆとり教育批判は根強く、近年の学校教育は、学習時間を延ばす方向に変わっていっています。教科書も再び分厚くなっています。(西田亮介 著『ぶっちゃけ、誰が国を動かしているのか教えてください』日本実業出版社、2022) こんにちは。ようやくGWにたどり着きました。あまりの忙しさに体調…