漫画家。 1958年富山県出身。 代表作「きまぐれオレンジ☆ロード」(『週刊少年ジャンプ』連載)。 1999年、新作「幕末綿羊娘情史」製作開始直後に体調を崩し、病気療養に入る。 2004年、脳脊髄液減少症という病名であったことが判明。 2005年9月3日、活動を再開したとの報道*1がなされた。 現在、「幕末綿羊娘情史」連載開始に向けて準備中。
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*1:http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20050903k0000m040138000c.html
さて、単行本解説も終了してしまいましたが、まだ書きたいことが幾つかあります。まずはこの作品の永遠のテーマであった三角関係について、その終焉がいかに秀逸だったかについて書きたいと思います。 三角関係に絞って話をするならば、まずは時系列で3人の間で起こった重要な出来事を考える必要があるでしょう。 1:まどか11歳の春 17歳のきょーすけと出会い、きょーすけに命を助けられ、赤い麦わら帽子を貰い、ファーストキスを捧げる。 2:まどか14歳の春 100段階段の上での出会い。きょーすけ初対面。まどかは実は会ったことがあるが別人の認識。しかしまどかがきょーすけに大切な麦わら帽子をあげる。 3:次の日、校舎裏…
真一のことが気にかかる勇作。きょーすけに次ぐひかるちゃんのライバル出現に頭を悩ませます。ひかるちゃんに愛されているきょーすけと違い、真一ならタイマンで叩きのめすのもアリですが、族のダチが出てくればさすがに太刀打ちできないと、武力行使を諦め建設的に解決する方針を考えます。一方の真一も同様、バックのダチは現在少年院で当てにならず、決闘では太刀打ちできないと、こちらも建設的に、ひかるちゃんの目を自分に向けさせるしかないと決断するのでした。しかし挑戦権を賭けて決闘なんて発想、時代を感じますねぇ🧐 早速行動に移す2人。映画のチケットを手に入れ、ひかるちゃんを誘う勇作。そこに オレといかないか❓ と割り込…
昨晩のことを話しだすみつる。何とか阻止せねばと走り出すきょーすけですが、通路に人があふれなかなか前まで進めません。しかし最前列まで行ったとしてもどうするつもりなんでしょうね❓ ちくしょー ホントにハンマーもってくりゃよかった❗️ と物騒なことを叫ぶきょーすけ。そして離れていながらもきょーすけと同じく厳しい視線を向けるまどか。しかし次の一言で空気が一変します。 ありがとう・・・ まるで予期せぬ言葉に驚きの表情を浮かべる2人。みつるの口から出た感謝の言葉、それはアイドルになって浮かれていた自分の目を覚まさせてくれた2人への心からの言葉。そしてステージの上で、大勢のファンの前で、本当の自分、忘れかけ…
昨晩の出来事を話すべきだと言うみつる。その真剣な表情には何か強い意志が感じられます。予想外に口止めに失敗し、焦るきょーすけ。しかしそろそろ出番と、さっさと会場に向かうみつるは、取り巻きに囲まれながら 最後までいろよっ❗️ と言い残してスタンバイします。予想を大きく裏切る結果に愕然とするきょーすけ。みつるという男を見誤っていたと感じたきょーすけは、自分の能力が全国ネットで録画放送されることに危機感を覚えます。まあ誰が信じるんだ❓という感じですが、ただまどかだけは思い当たる節がある。彼女に不信感を持たれることは避けたいはず。そしてまどかとの微妙な関係に関しても・・・。 何とかみつるを止めてやる❗️…
まどかちゃんからのキス、それが本当に自分で良かったのか❓本来は他の誰かとファースト・キスをするはずが、その過去を自分が変えてしまったのでは⁉️おじーちゃんに過去に連れてこられ、虫一匹殺すどころかまどかと大きく関わってしまったことを不安に思うきょーすけは、”ひきょーものっ‼️”とまどかから責められる夢を見ます。まあこれがファースト・キスだったかは分かりませんが😅 うわぁ~っ と声をあげて目覚めたきょーすけは、どうやらあの樹の下で一晩明かした様子。3月にこんな軽装で外で一晩明かすなんて流石にヤバい気はしますが、頑張ってその時の自宅にテレポートを繰り返して帰るとか、そういう選択はとれなかったんでしょ…
何とか無事春休みを迎え、とある公園の大きな樹の下で昼寝をするきょーすけ。そこに現れた人影が、自身の長い黒髪で鼻をコチョコチョ。たまらずくしゃみをして目を覚ましたきょーすけを見て爆笑する、そのいたずらな女性はご存知まどか。 こんなところでうたたねしてるとカゼひーちゃうよ これもご存知名台詞。見えそうで見えないミニスカートで座り込むまどかを呆然と見つめ、頬を赤らめるきょーすけ。”なにしてるの?”と聞かれ みてのとーりひるね と答えると こんなまっぴるまから❓ とまどか。 だからひるねってゆーんだよ と珍しく正論で返すきょーすけに”なるほど”と納得するまどか。すると以前にも同じフレーズを、同じ場所で…
今回は特別編。本編のストーリーとは全く関係はありません。まつもと泉先生が無理やりとった3日間のお休み、その実録マンガとなっております。 1986年8月某日、東京世田谷のまつもと泉プロダクション。きまぐれオレンジ☆ロード制作現場ですね。執筆中にもかかわらず、突然を筆を止めて立ち上がり、浮き輪とパラソルを持って走り去るかっぱねこ。 担当のT(高橋)氏は見た目は八田ですねぇ。デザイナーH・I氏(AB型)に電話で当日から2泊3日の千葉旅行の約束を取り付けるまつもと氏ですが、こんな突然の旅行に一緒に行くなんて、きっとこの方こそ”もうひとりのまつもと泉”さんなのでしょう。苦い思い出のソアラで千葉へ向かう2…
さて、14巻も終了です。今回は鳥羽先生の登場、ネコをはさんでハワイ編となかなか中身の濃い巻だったんじゃないでしょうか?個人的にハワイのお話は大好きですね♪きょーすけとまどかの距離が最接近⁉️という感じがします。 さて、今回はセクシー田中さんの事件について、記載しておきたいと思います。これはオレンジロードにも関係すること、ひいてはすべてのメディアミックスで留意しなければならない出来事だと思います。これまでも数多くの問題が発生し、表に出ないまま闇に葬られていたこと。その問題が芦原妃名子先生の命というとてつもない代償の末、ようやく注目を集めることとなりました。その大きな代償を決して無駄にすることの無…
炎天下にうつむき加減でフラフラと彷徨うきょーすけ。楽しいはずの夏休み、いったい何があったのか⁉️それはまどかとのしばしの別れ。一昨日、ひと月ほどアメリカに行くことを告げられたきょーすけは、この世の終わりとばかりに落ち込みます。 その前に一週間ほどハワイによってやいてこーと思ってるんだ❗️ 春日くんもいく❓ とふられるも、さすがにおいそれと行けるものではありません。”ハ・・・いえ アハハハハ・・・”と口ごもるきょーすけ。もちろんそのお誘いもじょーだんなんでしょうが、もしかして”行く”って言って欲しかったのかも❓アメリカ、ハワイへのひとり旅、外人パワーを恐れるきょーすけは、まどかの身を案じ、不安に…
夏休み到来。 人生の中でも青春はたとえれば夏だ❗️ まつもと泉先生の心の声とも取れる小松の発言。その青春時代の夏休み、海でナンパと遊びまくる予定を立てる小松ですが、どうやらその予定はもろくも崩れ去ることに。下校前に学校の掲示板を見ると1週間の補習授業があるとの事。もちろん成績のよろしくない方々のみですが、いつもの面々は当然のこと、今回は何とひかるちゃんとくるみも該当者となってしまったのでした。 まなみはもちろん大丈夫👍しかし掲示板のみの告知じゃ、見なかったら終わりですね💦補習授業にショックを受けるひかるちゃん。 あたし・・・ これから一週間先輩に会うのよそーと思うの❗️ そうくるみに告げるひか…