岡山県津山は四方から鉄道路線が集まり古くから鉄道の要衝として発展してきた。そのため全国屈指の大きさを持つ扇形庫が作られかつては多くの機関車でにぎわった。SLが引退し動力近代化が進んだ結果扇形庫は現役の務めは終えたが取り壊されず「近代化産業遺産」に指定されて「まなびの鉄道館」のメイン展示場として生まれ変わった。 今回訪れる機会を得た。 全景 駅ホームからも見えているが入場するにはまず駅の外へ出て線路沿いの道を約10分歩く。扇形庫西端に入り口がある。入場料大人300円。入るとすぐC5768号機の動輪が置いてありそこから転車台、扇形庫の全体が見通せる。庫内にはDCやDLを主体に13両の車両が顔を並べ…